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今年何度目かとなるオアシスの再結成情報が、イギリスのゴシップ紙ミラーからもたらされ、「今度こそ本当か」と海外メディアも巻き込み話題となっている。



3月に弟リアムが兄ノエルのソロライブのバックステージパスと自撮り写真を公開し、いよいよ「復活秒読みか?」となったのだが、今回も関係者が「ギャラガー兄弟の関係は良好で、再結成もまもなく」と語り色めき立っている。元々兄弟喧嘩が発端ということで、オアシスの再結成はこの兄弟の同意さえ取れれば2009年の解散発表翌日からいつでも可能だった訳で、裏を返せば半年後にもなるし、5年後にもなりえるのだ。

具体的な予想をすると、最短でノエル・ギャラガーのスケジュールは日本のフジロックなどを含む8月末~9月のフェス出演が済むと、現在の『チェイシング・イエスタデイ』リリース後の活動も一段落が付く。ご存知の通りリアムの方はビーディ・アイも辞め、ソロ活動との噂がありつつも、今のところはオフ状態なので、いつでも合流可能だろう。先日NMEにコメントを求められた際は「ノーコメント」だったというから、ソロキャリアに行き詰まった今、まんざらでもないのは確かだ。

次のUKメディアのスクープ見出しは「ギャラガー兄弟二人のツーショットをエティアド・スタジアム(彼らの好きなマンチェスター・シティのホームスタジアム)で激写!」か「ギャラガー兄弟新曲の作曲のためにスタジオ入り!」だろうか。今年の秋以降にこれらの見出しが来たら実現性はグッと高くなる。

皆ギャラガー兄弟の去就ばかりだが、今の再結成で一番のネックとなるのは「アンディ・ベルがいつ暇になるのか?」ということ。現在シューゲイザーのパイオニアとして知られるライドの再結成で、ツアーとフェス出演で多忙のアンディ。日本にも夏にやって来るが、アンディのこの活動は来年2016年まで継続する見込みと言われている。

オアシスのメンバーはどうなるのか?ということを考えると、ゲム・アーチャー、アンディ・ベル、クリス・シャーロックが再登板するのはほぼ確実だろう。正直なところそのためのオアシス-ノエル=ビーディ・アイだったのはバレバレなので、あとはアンディの合流次第。

いずれにしても「さっさとファッキン再結成しろ」といいたい所だが、純粋な90年代UKロックファンからすると、ライドの素晴らしい再結成が一段落した頃にじっくりとオアシス再始動を期待したいところだ。

https://youtu.be/r8OipmKFDeM


https://youtu.be/bx1Bh8ZvH84


https://youtu.be/TDe1DqxwJoc

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