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「私の現場にニセモノの銃はない」 マイケル・マン監督の銃撃戦の撮影が過酷すぎる
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「私の現場にニセモノの銃はない」 マイケル・マン監督の銃撃戦の撮影が過酷すぎる

2015-05-08 12:00
    Filed under: カルチャー, 映画

    『ヒート』『コラテラル』の巨匠マイケル・マン監督、5年ぶりの最新作『ブラックハット』より、特別映像が届いた。

    https://youtu.be/NDoFcuLtZYQ


    今回解禁されたのは、激しい銃撃シーンの裏側を収めたメイキング映像。マイケル・マンと言えば、『ヒート』や『マイアミ・バイス』、『コラテラル』などでも観客を魅了した激しい銃撃戦や爆破、空撮、ボートやヘリなど、様々な乗り物を使用したスタイリッシュな映像美が特徴だ。本作でもそれは健在で、リアリティある映像を追求するために、66日間、4カ国で74のロケーション撮影を敢行した。



    映像に映し出されているのは、緊張感ある銃撃シーンの撮影風景。主人公ハサウェイ(クリス・ヘムズワース)とそのチーム、そして精鋭の殺し屋たちの間で繰り広げられる激しい銃撃戦の裏側という映像だ。まるで本当に撃ち合いをしているかのような緊張感と臨場感を醸し出しており、監督自ら演技指導を行う場面も。

    「私の現場に偽物の銃はない」と語る監督。「1930年代のドイツパラシュート部隊のスティレット・ナイフが欲しいな」と監督がひとこと言えば、技術スタッフたちは途方もない努力を重ね超リアルな小道具を製作するという、まさにアクション映画のプロフェッショナルが集まる現場。

    主演のクリス・ヘムズワースは、「撮影をしていて何が起こるか、どれくらいテイクを重ねるかは分からない。そのうち、今撮っているシーンは脚本のどこ、と頭で考える感覚が無くなる。そういう考えから自由になるんだ。やるしかないから、心を決めてシーンに臨む。ベストを尽くそうと、精神も肉体も消耗する。監督も、最高の演技を要求してくる。彼の現場でごまかしなんて通用しない。偶然なんてことは起こりえない。」と撮影中は常に極限の緊張状態だったと語る。

    ネットワークが進化し、どこにいても世界中が標的可能となった現代の闇を炙り出した極上のサスペンス・エンターテインメントを作り上げたマイケル・マン。彼の18番であるアクションもたっぷり堪能できるだろう。



    https://youtu.be/hXMYlQ2L_3U


    映画『ブラックハット』は5月8日よりTOHOシネマズ みゆき座 他全国公開
    (C)Universal Pictures

    ■参照リンク
    『ブラックハット』公式サイト
    http://blackhat-movie.jp/

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    RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2015/05/07/blackhat/
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