先週末海外で封切られるや、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」で98%が大絶賛の嵐という驚異の高評価をたたき出しているマッド映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。早くも続編のタイトルが決まったという胸熱ニュースが飛び込んできた。
監督のジョージ・ミラーがジェフ・ゴールドスミスとのインタビューの最中に自ら明かしたそのタイトルは、『MAD MAX: THE WASTELAND』(原題)。「wasteland」は「荒れ果てた地」の意だ。ミラーいわく、既に脚本1本、短編小説1本ができあがっているそうで、「1作目の撮影が遅れたので、その間に背景となる物語を書いていたらいっぱいできた」とのこと。
脚本は2作目『MAD MAX: THE WASTELAND』のもので、小説のほうは3作目の下敷きになるという。このマッドな世界が1作で終わらないことに安堵しているファンも多いだろう。
ちなみに公開前のここ日本で、いち早く『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見た各界著名人からは衝撃・震撼の声が続々と寄せられている。
『進撃の巨人』2部作の公開が控える樋口真嗣監督は、「いまだに影響を与え続けてきた30年以上前の衝撃...あの衝撃が帰ってきた...ワケじゃねえ!あの衝撃が!いまなおその中心からエネルギーが放たれ続けていたんだッ!すげえ!偉大なる70歳、我らが帝王、ジョージ・ミラー神のもとに集え!跪け!讃えよ!崇めよ!」と、映画鑑賞後の興奮が伝わる熱くコメント。
『るろうに剣心』など国内外でアクション監督として活躍する谷垣健治氏は、「すごいすごいすごい!!『マッドマックス』が1周半して、リアル『北斗の拳』 になって帰ってきた!ちゃんと「肉食らって生きている人たち」による「生身感満載」の「超ハイカロリー映画」!2015年夏、人類はね、2種類に分割され ますね。この映画を見たか、そうでないか。さあ、本気汁出まくりのこの映画を見てクルクルパーになろう!!」と興奮気味のコメント。
元祖『マッドマックス』は『メタルギア』シリーズのキャラクター造形に多大な影響を与えたというゲームクリエイターの小島秀夫監督は、「これぞ、僕らが待ち望んだ正真正銘の『MAD MAX』!これほどの狂喜に満ちたアクション映画は、誰も体験したことがないはずだ!」と、期待以上の完成度の本作を絶賛。
劇団創立35周年を迎えた劇団☆新感線の主宰・演出家であるいのうえひでのり氏は、「祝!!ジョージ・ミラー完全復活!!グォーッ!!アドレナリン大噴出!!文字通りのノンストップアクション!!早くも本年度ベストワン決定か!?(俺の中で)いやあ、燃えます」と、ノンストップで展開する激烈アクションで完全復活を遂げたジョージ・ミラー監督への熱いコメントを寄せている。
さらに、『マッドマックス2』に多大な影響を受けたとされる漫画「北斗の拳」原作者である武論尊氏は、「ヒーローは、絶望や荒廃の中からしか生まれない。(中略)監督が描きたいのは『絶望の中で生きるってすごいことだぞ』ってことだ」と、現代を生きる若者たちへのメッセージを受けとめたようだ。また、「北斗の拳」の漫画家・原哲夫氏は、「30年ぶりに30倍の超絶面白さ!世界はまるで天国と地獄。MAD MAX2の衝撃にまた出会えるとは...ジョージ・ミラーありがとう!」と激賞している。
https://youtu.be/zenRD8CNaJ0
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)、新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他2D/3D & IMAX3D公開
(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
■参照リンク
http://www.joblo.com/movie-news/george-miller-promises-more-mad-max-starting-with-mad-max-the-wasteland-189
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