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ヒャッハー!『マッドマックス』の鍵を握る、囚われた超絶美女アマゾネス軍団を完全解剖
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ヒャッハー!『マッドマックス』の鍵を握る、囚われた超絶美女アマゾネス軍団を完全解剖

2015-05-27 08:00
    Filed under: カルチャー, 映画, かわいい

    いよいよ6月20日から公開となる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だが、ここに出てくる囚われ美女軍団"ワイブス(妻たち)"たちの詳しいキャラ情報が明らかになった。



    そもそも彼女たちは、悪の支配者イモータン・ジョーの5人の妻たちなのだが、彼女たちが女ウォリアー、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)と共に逃げようとすることで、自分の所有物を取り戻そうとするジョー軍団による、容赦なき追走が始まる。

    「ジョーの5人の妻たちは、この映画で古典的な"マクガフィン"、それをきっかけに話が展開する仕掛け」とジョージ・ミラー監督。「荒野で激しいチェイスが展開するなかで、観客がすぐに一人ひとりを見分けられるような女性たちでなければならない」と語る監督が選んだのは、この5人だ。

    逃亡中の女たちのリーダー的存在"スプレンディド・アングラード"には、モデルから女優に転身したロージー・ハンティントン・ホワイトリー。彼女の右腕で心優しい"ケイパブル"をライリー・キーオ、ゾーイ・クラビッツが演じるのはタフで知識が豊富な"トースト・ザ・ノウイング"、そしてコートニー・イートンが、か弱い"チード・ザ・フラジール"、アビー・リーが"ザ・ダグ"を演じている。

    5人はシドニーへ飛び、脚本のニコ・ラソウリスと自分たちのキャラクターを練り、3週間に渡ってリハーサルと衣装合わせを行い、オーストラリア人振付師メリル・タンカードとともに身のこなし方を学んだという。リサーチの一環として、アフリカのコンゴでレイプ問題に苦しむ女性たちのための活動をした経験がある、フェミニストの劇作家イブ・エンスラーとも時間を過ごしたそうだ。

    スプレンディド役のハンティントン・ホワイトリーは、「ものすごく強い女性なの。彼女は他の女の子たちに対して母親のように振る舞うんだけど、自分自身の妊娠に関しては、複雑な思いがある。おなかの中にいる子についてどれだけ葛藤があるのか、イブ、そしてジョージと何度も話し合いをしたわ。スプレンディドはとても勇敢に見えるけれど、無茶なこともよくやる。そんなとき、ジョーからされたことと、その結果生まれてくる子供をそれでも愛せるかということについて彼女が苦しんでいることが分かるの」と話す。

    キーオが演じるケイパブルにも優しく、同情深い側面がある。「5人の妻たちは、ジョーが無防備なときを見ていたので、ケイパブルはジョーが、ニュークス(ニコラス・ホルト)たちが信じているような"神"ではないことを知っているのよ。彼女はニュークスと出会ったとき、彼と心を通じ合わせ、生きるための新たな目的を見つけるの。ふたりは互いを心から思いやるようになるのよ」という。

    フュリオサのような戦士になることを夢見るトーストを演じるゾーイ・クラビッツは、「彼女たちは、自分で何かをする必要がそれまでまったくなかったんだけど、今では命懸けで戦っている。突如として、自分自身を守ったり、フュリオサのために弾をこめたりしなければならなくなるの。そんな彼女たちの中で、トーストだけは、いつでも進んで戦う心構えができている。深く考えすぎたり、思い直したりする時間はないのよ。絶えず誰かが襲ってくるんだから」。

    オーディションでザ・ダグ役を勝ち取ったモデルのアビー・リーはオーストラリア人で、"マッドマックス文化"に夢中になって育ったという。「ザ・ダグには陰があり、コミカルなものが出てくるのもそのせいなの。それが彼女が苦しみを対処する方法なのよ。彼女の名、ザ・ダグ(The Dag)は、"ダギー(daggy)"という単語から来ていて、それは"ちょっとズレている人、ちょっと不器用な人"を愛情込めて呼ぶ言葉なの。彼女にはちょっと軽はずみなところがあり、それはナーバスになっているからだと間違えられやすいけれど、実は周囲で起きていることをすごくよく認識しているせいなの」と説得力のある話をしている。

    撮影中はまだ16歳だったコートニー・イートンが演じるフラジールは、女たちの中で最年少であり、もっとも世間知らずだ。「フラジールは外の世界で生まれて砦に連れて来られたわけではないの」とイートンは説明する。「彼女は砦で生まれたので、そこでの生活しか知らないのよ。だから、砦の外にいることが不安で仕方がないの。彼女は安全で安定した場所に戻りたい。食べ物と水があり、自分は死んだりしないと分かっている場所へ。彼女はいわば、家庭内暴力を受け、逃げ出してもどうしても加害者のもとに戻ってしまう妻みたいなものね」と話す。

    最後にミラー監督は、彼女たちを連れて逃げるフュリオサについてこう語る。「フュリオサは、マックスのように人生に絶望しきってはいない。彼女は疲れきってはいるが、まだ荒野の向こう側へ逃げる最後のチャンスに賭けてみようとする。それは自分のためだけではなく、まだ最後のチャンスに希望を捨てていない若い女性たちのためでもあるんだ。フュリオサは、自分の人生に何か意味を見つけるために、彼女たちを緑の地へ連れて行こうとするんだ」。

    彼女たちの物語が重要なカギを握ることになる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。日本での公開は、6月20日(土)に迫っている。

    https://youtu.be/zenRD8CNaJ0


    『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は:6月20日(土)、新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他2D/3D & IMAX3D 公開

    (C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

    ■参照リンク
    『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト
    http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/

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    RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2015/05/26/madmax/
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