今独立リーグが熱い!富山GRNサンダーバーズへのタフィー・ローズの加入でここのところ脚光を浴びているBCリーグを筆頭に、藤川球児が緊急加入した四国アイランドリーグplusと、地方で復活した野球レジェンドたち、そこになんと、今年移籍先が決まらず待機中の大砲、ノリさんこと中村紀洋が接触しにわかにざわつき始めた。
まだまだプロ野球での現役にこだわっている中村が独立リーグで復帰というのはまだまだ「根も葉もない噂」レベルであるが、タフィー・ローズ復帰で自身のFacebookでも「ノリさん、タフィ・ローズも復帰しますよ!ノリさんも早くバッターボックスに帰ってきて下さい!」と煽られているので本人も意識していない筈。実際、ローズが富山の試合後に「中村と電話で話した」と語っているが、中村は4月に野球スクールを開設するなど多忙なようなので、そう簡単に加入することは考え難いが、元メジャーリーガーがノーギャラで加入する世界である、何があるかわからない。
日本の独立リーグは、タフィー・ローズ加入で大きく動き始めた。6月の復帰後、5試合で18打数5安打2本塁打3四球と46歳になった今でも勝負強さを発揮したローズの効果が一ヶ月も経たずに現われはじめている。動員も200人レベルではあるがジワジワと増加、指導者としても若手選手への指導などでも敏腕を奮い、スポーツニュースで度々紹介されており、その影響力は大きい。独立リーグからプロ野球入りという夢に対し、プロ野球を戦力外通告された選手、高校、大学、社会人、アマチュアなどの受け皿=再挑戦の場としての活用および活性化など方法は色々あると思う。
勝負の世界だから、ファンの思い通りにはいかないかもしれないが、今年想定できる最高の独立リーグのカードは、吉岡雄二監督率いる富山、打者ローズ&中村紀の「いてまえトライアングル」VS高知ファイティングドッグス・藤川球児とのプレーオフだ。ストーリー性という意味では、今のプロ野球の日本シリーズより盛り上がる可能性も十分にある。
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