Filed under: カルチャー, 映画, かわいい

今年1月にアイドルグループ、PASSPO☆を卒業した奥仲麻琴クンが、めちゃくちゃ怖いホラー映画に主演した!
もとは「ニコニコ生放送」のホラー映画企画で、そのオリジナルビデオ作品を映画化した『心霊写真部 劇場版』が現在公開中!『仮面ライダーウィザード』のコヨミやPASSPO☆時代とは打って変わって、恐怖演技にチャレンジした麻琴クン! その感想や意外にゾンビOKな趣味、ホラーファンな側面、PASSPO☆卒業の真相を聞いたよ。



――今回の『心霊写真部 劇場版』は、このビジュアルの雰囲気でだけで恐怖感満点ですが、撮影はどうでした???

ホラー特有の現場で、いつもキャーキャー言っていました(笑)。ホラー映画は、難しかったです。たとえば肩を叩かれて、そこから振り返る際に1.5秒空けるという特有な間などがあって、慣れるまで大変でした。しかも撮影期間の途中で、その間に加えて表情も重要なことに気づいて――。だからホラー映画、佐々木希さんの『呪怨 -終わりの始まり-』(14)などをたくさん観て、勉強もしました。怖かった(笑)。基本的に存在しないものに対して演技をすることが多かったので、監督の説明を聞いてどうにか乗り切りましたね。


――写真部とか学校とか、今回の映画は恐怖にあう素材が多かったので、"そういう"エピソードなどがありそうですが......

廃校で撮影していて、本当に夜は出そうな感じで怖くて、トイレに行けなかったですね。撮影も深夜までブッ続けでやっていて、寒かったし、トイレ怖いし、一歩も保健室から出られないっていう状況でした(笑)。ほかには洞窟にも行きましたが、そこは奥が深くて、空気が湿っていて、絶対出そうって思いました。自分に霊感があれば、感じそうだなって場所で。でも、短期間で慌ただしかったので、怖いとか考える時間が少なくてよかったです(笑)。


――そうとう怖がりなんですね(笑)。

でも、一度お化け役とかゾンビ役とか、やってみたいんですよね。ゾンビ映画が大好きで、ゾンビの特殊メイクをして歩いてみたい(笑)。本当に勉強しようと思ったこともあります。


――そっちですか(笑)。ヒロインじゃないんですね。

そうですね(笑)。あのハロウィーンの渋谷とか、ばっちり特殊メイクをしてかけめぐりたいです。『呪怨』シリーズの俊雄君とかかわいいと思うので、出てみたかったですね。あと、ホラー映画では、『仄暗い水の底から』(02)が大好きです。恐怖だけでなく、哀しいテーマもいいですよね。


――ところで、PASSPO☆を卒業した後、今作が初めての映画出演でしたね。

そうですね。2年前に初めて演技をした作品が「仮面ライダーウィザード」で、そこから一年半くらいたって、改めて演技に興味を持ち始めました。おっしゃるようにPASSPO☆を卒業して初めての映画出演だったので、だからすごく気合いが入っていました。今年の1月に卒業して最初の仕事でもあったので、ファンの皆さんにちゃんとした姿を見せないといけないという想いもあったので――だから、ファンの方々の反応も気になります(笑)。



――ファンの皆さんも驚くと思いますよ。まこっちゃんの笑顔封印なので(笑)。

劇中ではまったく笑っていないんですよ。ここまで笑顔を封印したことは初めての経験でした。それまではPASSPO☆とかで笑顔が中心だったので、自分でもびっくりですね。でも、今までも影がある役柄が多くて、暗い性格ではないにしても何かを持っている設定が多かったんです。男の子が女の子になりきっていたりとか、実はわけありな感じが多かったんです。だから。ここまで普通の女の子役は初めてだったので、そういう意味でも挑戦でした。いつももじもじしていることとか多かったので(笑)。


――気が早いですが、次の機会では、どういう役柄を演じてみたいですか?

今度はおてんばな女の子を演じてみたいですね。元気な女の子。ジャンルで言うと、恋愛モノに出てみたい。恋愛作品は、まったく経験がないんですよ。純愛ドラマに出ることが夢です。でも今回、普通の女の子の役柄が新鮮だったので、また演じてみたいです。今回の『心霊写真部 劇場版』は、観たことがないわたしがいると思うので、そこに注目してくださいね!

『心霊写真部 劇場版』は現在公開中

https://youtu.be/vMwnWSS12cM


■参照リンク
『心霊写真部 劇場版』公式サイト
http://shinreishashinbu-movie.com/

Permalink

 | Email this | Comments

RSS情報:http://news.aol.jp/2015/06/18/passpo/