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アンジュルム『臥薪嘗胆』がド名曲すぎると話題沸騰 渾身の新曲PVで注目すべき9つの見所
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アンジュルム『臥薪嘗胆』がド名曲すぎると話題沸騰 渾身の新曲PVで注目すべき9つの見所

2015-07-01 19:00
    Filed under: 音楽, 映画, 連載

    6月29日、元スマイレージことアンジュルムの新曲『臥薪嘗胆』のフルバージョンPVが、YouTubeにアップされ話題を呼んでいる。


    7月22日に発売されるこの曲は、前作『大器晩成』に続く四字熟語シリーズ。既に先日行われた日本武道館公演で披露された曲だが、改めてPVで観るとその中毒性とメンバーのはしゃぎっぷりが尋常ではなく、再生ループが止まらないとニヤニヤしながら嘆くファンが急増しているようだ。


    アンジュルム『臥薪嘗胆』(ANGERME [Extreme Hardships]) (Promotion edit)
    https://youtu.be/6yO9GUyMz0s


    この秋、初期メンバーである福田花音が卒業することが決定。さらに新メンバーを募集することも決まっており、やきもきしているファンも多いと思われるアンジュルムだが、この『臥薪嘗胆』のPVを観ればそんな不安は杞憂であることが確定。とにかくメンバー全員が全身全霊の全力で楽しみまくっていて、アンジュルムの今後には期待しかない、と誰もが思う映像になっている。

    とは言えアンジュルム、世間的な認知度としてはまだまだこれからというところではないだろうか。というわけで本日は、アンジュルムの新曲『臥薪嘗胆』のPVから、9つの見所を挙げてみたい。これだけ観れば、アンジュルムのメンバーの素敵さが分かること請け合いである。

    【その1:0分24秒から】
    福田花音の堂に入ったセンターっぷり


    脇に回ると本来の実力を隠しがちな福田花音だが、センターに立ったときの最強っぷりはやはり尋常ではない。自分を見てほしいという気持ちの強さと、それに見合ったパフォーマンスならびに可愛さ。オレオレ詐欺ならぬまろまろ詐欺だと言っても過言ではないだろう。そしてこんなものを見せられては喜んで騙されずにはいられない。アイドルを長年やってきた人間にしか出せない底力。いま再び、福田花音最強説が流れ始めている。


    【その2:0分54秒から】
    センターを奪われてハケる竹内朱莉の面白さ


    アンジュルムのボーイッシュ担当、竹内朱莉が画面中央に出ようとするのだが、リーダーの和田彩花にポジションを奪われ「あれー」という感じでハケていく。この一場面に表れる抜群の竹ちゃん感が流石としか言い様がない。何というか、目が離せない、ちょっと目を離したスキに何を仕出かすか分かったものではないという魅力が彼女にはある。竹内朱莉のこういった表情だけを集めた写真集の出版が待たれることろだ。


    【その3:1分48秒から】
    一瞬でハートを掴む和田彩花


    画面に一瞬映り「RIDE ON!」と叫ぶ、それだけで全人類のハートを持って行ってしまう和田彩花。もはや暴力的とも言えるほどだが、彼女の内面にある慈愛の精神が、その行為を善なるものとしている。普段から仏像を愛しすぎた故に仏になりつつあると言わざるを得ない。ウィッシュ!みたいな変なポーズをしているにも関わらず、美しすぎて拝みたくなるというのは、おそらく彼女のほかにはいないだろう。


    【その4:2分19秒から】
    相川茉穂がとにかくずっと笑っている


    全編通じて、とにかくずっと笑っているのだ、相川茉穂が。もう、楽しくて楽しくて仕方ないんだろう。歌うこと、踊ること、アンジュルムの9人でいることが、楽しくて仕方ないのだと、彼女はその笑顔で伝えている。こんなに素晴らしいことは世の中にはあまりない。相川茉穂が笑顔でいる限り、アンジュルムを推そう、と誰もが思うのではないだろうか。人生は捨てたものではない。こんな笑顔と出会うことが出来るのだから。


    【その5:2分41秒から】
    ありえないくらいにデカくなろうとする中西香菜


    「ありえないくらいに デカくなって」という歌詞を表現するために、ぴょこぴょこと飛び跳ねてしまう中西香菜。その様子を観ているだけで幸せになってしまうのだから困り者だ。彼女たちは、どれだけ人を幸せにすれば気が済むというのか。いや、おそらく、気が済むことなどないのだろう。なぜならばそれがヤッタルチャン精神だからだ。「ほんま、ありえないくらいに、でっかくなりたいわぁ」という関西弁を中西香菜の声で脳内再生するだけで、浮き世の辛さなど忘れてしまうというものである。


    【その6:2分47秒から】
    佐々木莉佳子のガハハ笑い


    奇跡の美少女、とも呼ばれるハロー!プロジェクト屈指の整った顔立ちで知られる佐々木莉佳子だが、その表情を崩して楽しそうに嬉しそうに笑う。アンジュルムにならって四字熟語で言うなら、まさに「破顔一笑」とはこのことである。ガハハ、という声が聞こえてきそうな笑顔だが、それでいて決して下品ではない。むしろ人間本来の愛しさがそこにはある。笑った顔だけで人生讃歌を告げる佐々木莉佳子、やはりただ者ではないと言えるだろう。


    【その7:3分10秒から】
    センターで踊るだけでどこか心配させてしまう勝田里奈


    センターで踊る、というそれだけの行為で、観ているこっちをどこかハラハラさせてしまうのは勝田里奈ならでは。自他ともに認める省エネダンスの使い手として、脱力感に溢れた動きで観る者を魅了する彼女にだけ許される偉業だと言える。もちろんハラハラさせたうえで、きっちりとセンターを務めるのは勝田里奈にとっては朝飯前だ。省エネという言葉の魔法に、私たちは既にかかっているのかもしれない。


    【その8:3分20秒から】
    田村芽実のキレキレっぷりがもはや人間業ではない


    田村芽実のダンスがすごいというのはファンの中では周知の事実ではあるが、今回の新曲でも人間業ではないレベルのキレキレっぷりを披露している。体幹の強さと重心の置き方が天才すぎるため、この曲での見得を切るようなポーズが観る者を圧倒する。おそらくどんなスポーツをやってもオリンピックに行けるほどのこの才能が、アンジュルムで発揮されているということに感謝したいところだ。


    【その9:3分37秒から】
    室田瑞希の全身から溢れ出る躍動感


    元気な女の子を見ると元気になるというのは人類共通の習性ではあるが、室田瑞希ほどその言葉を証明している人物はいない。とにかく飛び跳ねている。そして可愛い。ポニーテールが生きてるんじゃないか、と思わせるほどの躍動感。この子のおじいちゃんになっておこづかいをあげたい、と誰もが願ってしまう存在である。生きているって素晴らしい。そしてアンジュルムって、本当に、素晴らしい。


    <結論>
    本作を含めたトリプルA面シングル『七転び八起き/臥薪嘗胆/魔法使いサリー』は7月22日にリリース。元気になりたい人は持っておいて損はない、アンジュルム渾身の作品となりそうだ。

    文・相沢直

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