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大ヒットシリーズの最新作『ジュラシック・ワールド』で使用されたアニマトロニクスの最新技術を紹介する動画が「すごい技術だ!」と話題になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=jfcqQf61S-k


予告編にもあるように、同作には○○状態なアパトサウルスが登場するが、劇中で最も感動的なシーンだとか。ハリウッドの制作会社<レガシー・エフェクツ>が公開した映像では、そんなアパトサウルスをアニマトロニクスで製作する様子が紹介されている。

まずは3Dデザインを元にして、恐竜の原型を製造して皮膚に細かな皺を彫り込んだら、次は型取りだ。ファイバーグラス生地を多層に重ねながら型を製作し、恐竜本体と型の隙間にラテックスを流し込んだ状態で、約12時間かけて巨大オーブンで加熱する。

型から取り出して完成した恐竜には、スプレーガンや筆などで着色をほどこし、皮膚の絶妙な色味を仕上げる。これにメカニックがロボットを内蔵することで、アパトサウルスの筋肉が動くようになる。さらに青味がかった眼球を製作すれば、瞳の瞬きを再現することも可能だ。

こうして完成したアパトサウルスは、実際の撮影現場で俳優たちと共演することで見事な化学反応を起こし、素晴らしいシーンの撮影に成功したようだ。

『ジュラシック・パーク』シリーズのアニマトロニクスの歴史は長い。特殊効果の巨匠スタン・ウィンストンが率いた<スタン・ウィンストン・スタジオ>から、彼の死去に伴い、その意思を引き継ぐかたちで立ち上がった<レガシー・エフェクツ>まで、素晴らしい特殊効果の技術が受け継がれている。

『ジュラシック・ワールド』は8月7日(金)全国ロードショー



【参照リンク】
・JURASSIC WORLD: Building the Apatosaurus - Legacy Effects
https://www.youtube.com/watch?v=jfcqQf61S-k

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