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ハリウッド製ニンジャ活劇『ニンジャ・アベンジャーズ』で、生のアクションの数々と40代で最高の仕上がりになったというPerfect Bodyを披露したケイン・コスギが、近年ドニー・イェンの存在を意識していることや、俳優をしていなければ『バックドラフト』(91)に出てくるような消防士の仕事をしていたかもしれないというパーソナルについて語った。


劇中で激しいアクションを繰り出すケイン。現在最高のアクションスターと言っても過言ではないが、"同業者"へ目を向けて研究することもあるとか。「ライバルというとおこがましいですが、中国、香港で言うと、この5年くらい注目しているのはドニー・イェンさんです。『ザ・レイド』(12)のアクションも面白かった。今までにない映像感覚で、衝撃的でした。いろいろな映画を観て、研究しています。それと、やっぱりこの映画のスコット・アドキンスさんです。年齢は同じくらいですが、あそこまで動ける人はなかなかいないと思います」。スコットは同作のアメリカ人主人公で、劇中に両者のバトルシーンもある。

撮影に向けて、食事制限も実践した。「『ニンジャ・アベンジャーズ』は、いままでの人生で一番体を絞ったので、大変でした」と回想する。「役柄によりますが、ここまで厳しく制限したことはなかったですかね。食事制限は、まず1日5食に変えて、量は少なめで回数を増やす。カロリーは1日2,000もいかないくらいで、炭水化物を抜いて、鶏肉、牛肉、野菜。卵の白身、ブロッコリーなどをメインに採る。味がないので、3週間きつかったです(笑)。もともとジャンクフードが好みなので、好きなものを食べられないことは辛かったです」。その努力の結果、40代にして最高の状態で肉体改造を成し遂げた。作品内で確認を!

ハリウッドの往年のアクションスター、ショー・コスギを父に持ち、自身もアクションの道へまっしぐら。まさしく、アクションスターが天職だ。しかし、俳優業の道に進まなければ、意外な職業に就いていた可能性もあったという。「『バックドラフト』(91)を観た後、一度だけ消防士もいいなあと思ったことがあります(笑)。人を助ける仕事はカッコいい。この映画は音楽もいいですね。俳優じゃなかったら消防士をしていたかもしれません」。

『ニンジャ・アベンジャーズ』発売中 ※レンタル同時リリース
【ブルーレイ】4,700(本体)+税 【DVD】3,800(本体)+税
発売元・販売元:ポニーキャニオン
(C) 2012 N2 Productions, Inc. All Rights Reserved.

https://youtu.be/35byYnD4UFs


■参照リンク
『ニンジャ・アベンジャーズ』公式サイト
http://redband.jp/ninjaavengers/

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