7月8日(水)の前夜祭から12(日)にかけて、今年もサンディエゴで、サンディエゴ・コミコン(SDCC)が開催されました!
今回は20世紀フォックス篇です!そう『ファンタスティック・フォー』『X-MEN』『デッドプール』です!!
今年のSDCCは、マーベルが積極的に参加せず(そのかわり、ディズニーとしては『スター・ウォーズ』をすごくフィーチャー!!!会場のいたるところにライトセーバーもったジェダイ信者が!)、DC/ワーナーの勢いがすごかったのですが、これに「待った」をかけたのが、『ファンタスティック・フォー』『X-MEN』『デッドプール』の映画化権を有する20世紀フォックスでした。
20世紀フォックスのパネル(プレゼンテーション)は11日の17時45分からホールHで行われました。この日の10時半からはDC/ワーナーのパネルが行われていたのでその熱気が残っていたのですが、それを上書きするぐらいの興奮のパネルでした。
まず日本でもヒットした『メイズ・ランナー』の続編のパネル。登壇した若い出演者たちがとても仲のいい感じがよく伝わり、ヤング・アダルトノベル系の映画としても『ハンガー・ゲーム』に次ぐブランドになっていることが感じられました。
続いてジェームズ・マカヴォイがSFホラー史における古典キャラ・フランケンシュタイン博士を、ダニエル・ラドクリフが助手のイゴールを演じることが話題の『ビクター・フランケンシュタイン』が紹介されました。こちらもスタッフ 主要キャストが登壇し、初お披露目となる映像で会場は盛り上がりました。
今回はモンスターよりも、ちょっとこのエキセントリックな二人組のブラックなドタバタが面白そうです。マカヴォイくんは終始キャップをかぶっています。実は、これは 次の登壇のための伏線なのです!
そして、この後待望の『ファンタスティック・フォー』『デッドプール』『X-MEN:アポカリプス』の発表です!
『ファンタスティック・フォー』は最新の予告編ですが、出演者たちが今回の『ファンタスティック・フォー』はよりリアルなSF映画であることを強調。しかし4人が超能力を発揮してからは、これぞ!スーパーヒーロー・アクション!!新スー役はきれいな方でした。ジェシカ・アルバとはまたちがう母性を感じさせるスーです。
そして!!デッドプール自身が、ホールHの観客に直接話しかけるビデオ・メッセージのあと『デッドプール』のパネル!!!!
ライアン・レイノルズも登壇し、「この作品の製作にGO!が出たのは、ここにいるファンのおかげ!」と感謝の意を述べました!
そして「デッドプール」の予告編!ファンは歓喜!スタンディング・オベーションとなり、上映終了後「もう一度」コール!2回上映されました。
前半は 不治の病と診断された傭兵ウェイドが、ある実験に志願するというシリアスなトーン。しかしこの実験のあと、デッドプールになるわけですが、そこからはバイオレンス!ギャグ!ちょいアダルト!ライアン自ら「R指定映画だから」と宣言したとおりの、過激かつ愉快な映像でした。
実は『デッドプール』、、、テスト・フィルムがリークし、それが大反響をよび、それがきっかけで今回の映画化にGO!がでたのです。この経緯が、さきのレイノルズの感謝の発言につながるのです。
このテスト・フィルムをさらにブラッシュアップした内容でした!ブラッシュアップしたシーンがもりこまれていました!
そして!『X-MEN:アポカリプス』!まず2000年の『X-MEN』1作目から今日に至るまでのX-MEN映画の歴史をふりかえる映像が流れ、それを受けヒュー・ジャックマンが登場!
自分にチャンスを与えてくれた『X-MEN』映画とそれを支えてくれたファンに対し感謝の言葉をのべ、彼にとって最後の『X-MEN』映画になる、次の『ウルヴァリン』映画を傑作にする、と宣言しました!
そしてヒューの紹介で、ブライアン・シンガーおよびジェニファー・ローレンスを含む『X-MEN:アポカリプス』のキャストが登場!
ここでヒューはいったんステージから降り、恐らく『X-MEN:アポカリプス』は、ウルヴァリンがメインで登場する映画ではないから気をつかったのでしょう。初披露となった『X-MEN:アポカリプス』では、オスカー・アイザックのアポカリプス姿と、そしてついにスキンヘッドになるジェームズ・マカヴォイのプロフェッサーX姿に会場は沸きました!
そう再び登壇したマカヴォイくんは、ここでキャップをとり、スキンヘッド姿を披露!!
そして この日の最大のハイライト!!
『ファンタスティック・フォー』『デッドプール』『X-MEN:アポカリプス』の全登壇者で一堂に集まって写真をとることになり、そこになんとスタン・リーそして『X-MEN』のスピンオフ映画『ガンビットに出演のチャニング・テイタムもかけつけました!
『ファンタスティック・フォー』『デッドプール』『X-MEN:アポカリプス』『ウルヴァリン続編』『ガンビット』のタイトルが並べられた画面が、会場の大モニターに映し出され、20世紀フォックス版マーベル・ユニバースの宣言が力強くなされたのです!!!!!!!!!
正直 震えがきました!
冒頭のハイライト映像にもあったように2000年の『X-MEN』の成功がなければ、ここ数年のアメコミ映画ブームはおこってなかったのです!!20世紀フォックスのマーベル・ユニバースがまだまだ続く、、なんと幸せなことでしょう!
20世紀フォックスさんは、TVにも力を入れており、デル・トロ仕掛けのSFホラー『ストレイン』の屋外広告が目をひきました!また会場内で見かけた、美女デッドプールです!
というわけで、今年もまたホットなSDCCでした!この興奮が 映画の公開という形で、これから続々と日本にやってきます!みな準備はいいですか?
なお『ファンタスティック・フォー』日本最速試写会が8月18日(火)実施されます。
応募はこちら:https://fantastic4-supporter.com/
コミコン気分をぜひ味わってください!
取材・写真・文・・杉山すぴ豊
https://youtu.be/CWoZuaM_Uvs
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