7月22日(水)にデビュー5周年を記念したベストアルバム『高橋優 BEST 2009-2015「笑う約束」』をリリースし、オリコンデイリーチャートでは自身最高位の2位を記録した高橋優が、7月25日(土)に地元・秋田で初のフリーイベントを開催した。
秋田駅から会場までの道のりと、会場の「秋田市エリアなかいち」は高橋優の"のぼり"で取り囲まれ、高橋の過去から現在までを辿った企画展「高橋優 展」も開催されるなど、凱旋ムード一色。時おり激しい雨が降りしきる悪天候にも関わらず、フリーライブ会場への入場整理券を求めて、早朝から長蛇の列ができていた。
今回のイベントは、地元秋田の魅力を県外の方にも感じてもらいたいと、ババヘラアイスや横手焼きそばなどの秋田名物フードコートも設置。オープニングセレモニーでは、高橋の「あきた音楽大使」第一号任命が発表され、続けて「なまはげ太鼓」などの秋田伝統郷土芸能ステージが展開されたほか、高橋の母校「山内中学校」の生徒による合唱も披露された。そして、高橋が登場すると、詰めかけた約5,000人のファンからは大歓声が。
佐竹敬久 秋田県知事から「テレビなどでごく自然に秋田をPRしてくれて、今、一番秋田を元気にしてくれる男! 秋田を音楽で全国、全世界に広めて欲しい。秋田県民全員、優くんファンになりましょう!」と、熱い応援メッセージを受け取った高橋は「僕のライブでもずっと立って踊っているような熱い県知事と一緒に、秋田の音楽を盛り上げていきます!」と意気込みを語った。
ステージの背景には、会場で事前にファンが書き込んだ巨大な寄せ書きフラッグが掲げられ、降り続いた雨がぴたりと上がった16時過ぎ、メインイベント「高橋優フリーライブ」がスタートした。1曲目「素晴らしき日常」のイントロで「いくぞ秋田!」と雄叫びをあげ、「太陽の花」では「俺らが秋田の太陽になろうぜ!」と呼びかけた高橋。続けて、昼ドラ主題歌「おかえり」をバンド編成で初披露し、「ここから盛り上がるぞ秋田!」の掛け声と共に「パイオニア」、さらに最新シングル「明日はきっといい日になる」と畳み掛けた。
秋田弁を満載に取り入れた「泣ぐ子はいねが」では本場のなまはげがステージに乱入し、地元・秋田での初共演に会場はさらにヒートアップした。そして最後に、代表曲「福笑い」では5,000人の大合唱が巻き起こり、会場がひとつになった。
鳴りやまないアンコールに応えて再登場した高橋は、「同じ空の下」を熱唱し、「僕らはこの同じ空の下でつながってます、またいつか笑顔でこうして会いましょう!」と5,000人と"笑う約束"を交わし、全15曲90分のフリーライブを締めくくった。
10月からは全国ツアー、高橋優5th ANNIVERSARY LIVE TOUR「笑う約束」がスタートし、12月5日(土)と6日(日)には日本武道館2 Daysの開催も決定している。
【参照リンク】
・高橋優 オフィシャルサイト
https://www.takahashiyu.com
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