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太陽系を忠実に再現した短編映像が、クリストファー・ノーラン監督のSF映画『インターステラー』並みに凄いと話題だ。

https://vimeo.com/108650530


『Wanderers(直訳:彷徨うものたち)』と題されたこの映像は、未来の宇宙空間に対する展望や科学的な概念をベースに、人類の太陽系へのあくなき探求を描いたもの。写真や地図といった資料を参考にし、デジタルの力を借りて、太陽系が再現されている。具体的なストーリーは無いが、見た人はきっと、自分の周りを取り囲む近くて遠い世界に思いをはせるのではないだろうか。

また作品を作るうえで、宇宙の未来を描いたアートで知られるチェスリー・ボーンステルや、『火星三部作』で有名な小説家キム・スタンリー・ロビンソン、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』の脚本で著名な英SF作家アーサー・C・クラークなどがインスピレーション源になっているという。しかも米天文学者カール・セーガン(故人)のナレーションの使用許可を得ており、かなり本格的に作られているのがわかる。

4分あまりと短いが、美しく幻想的な描写が印象的な『Wanderers』。地球はあくまでも銀河系の一部にすぎないのがわかる動画だ。制作者のErik Wernquist氏いわく、動画共有サイト<Vimeo>のユーザーであれば、ログインの上ダウンロードもOKだという。

【参照リンク】
・Wanderers - a short film by Erik Wernquist on Vimeo
https://vimeo.com/108650530

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