やっぱりトム・クルーズって、すごいよね! と思わざるを得ない『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。公開11日間で200万人を動員した上、興収は26億円を突破! お盆休み後の平日も絶好調という夏休み映画の王様だ!
この娯楽巨編の完成を裏側で全力応援した立役者が、この写真の男、ブライアン・バーク氏だ! 製作スタジオ、バッド・ロボット・プロダクションズでは天才J・J・エイブラムスの右腕として辣腕をふるう名物Pに、AOLニュースでは『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)以来、2年ぶりに来日直撃インタビューに成功! バークさん、ちょっとお顔、小さくなりました?
――ご無沙汰しています! 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)の取材の時には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)の情報までスマホでいろいろと・・・
何を見せたか覚えてないな(笑)。とても初期のラフじゃないか? BB-8のラフはあった? ない? インポッシブルとは違って、たくさんキャラクターが出てくるからね。忘れちゃったよ(笑)!
――さて、最新作のローグ・ネイション、トムクルの覚悟と挑戦を感じる渾身作でしたが、その作品をプロデュースする仕事は大変ですよね!
僕の仕事はたったひとつでね。トム・クルーズを殺さないことだよ(笑)。彼は自分の顔がアップにならないようなシーンでさえ、彼自身が演じている。だから場合によっては、非常に危険な状況が多々あるわけだ。毎日ハラハラしていたよ。
――来日記者会見で監督が言っていたことですが、冗談で飛行機につかまろうと言ったところ、実現しちゃったようですな! そういうことうかつに言っちゃうと、トムクルってやりそうですよね!
数年ごとにトムがめちゃくちゃイカレたことをやりたがるので、そのタイミングで映画を作っちゃうわけ(笑)。それは半分冗談だけれど、彼は情熱家で怖いもの知らずだから挑戦はするが、向こう見ずではないんだよ。
――その場で決めちゃっているんじゃないかっていうスピード感は感じますよね(笑)。
今回の軍用機にひっつくシーンも、突然「飛ぶぞ!」と言い出してやっているのではなく、数か月かけて準備して、専門家を入れて計算して、リスクをすべて洗い出した上で撮影している。しかも、超人に見えちゃいけない。必ず生身の人間がやっているように見せなくてはいけない。だから、次も楽しみになるわけだよね。
――しかし、リスクが高いことには変わりはないですよね。トムクルが危ないことをやるとヒットするでしょうけれど、責任ある立場としてはもっと安全な選択肢を取ることも考えたいですよね?
そうだね(笑)。まずは安全を考えるけれど、実はプロデューサとしては「極力大それたことをやれ!」と注文を出すタイプだ。そしてトムの場合、大それたことを言っても「無理」とは絶対に言わない。どうすれば、可能になるか検証を始めるわけだ。今回だって鳥が飛んできて、トムに激突することだってあり得た。「ブライアン・バーク、鳥でトムを殺した製作者」なんて見出しにはゴンメだよ(笑)。だからリスクは最大限に減らして、最大級のシーンを目指すことが必要になる。
――今日はありがとうございました!
また、数か月後に"別の作品"で会いましょう(笑)!
――ソレはアレですね! 楽しみにしています!
https://youtu.be/_Dg3eAwCuVA
(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、大ヒット上映中!
■参照リンク
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公式サイト
http://www.missionimpossiblejp.jp/
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