都知事の舛添要一が、東京五輪エンブレムの信頼性失墜したことについてツイートしている。
デザインを手がけた佐野研二郎氏が、「サントリーのトートバッグキャンペーン」で盗用を行い取りさげた不祥事により、信頼性を失墜させエンブレムのイメージまで悪化。エンブレム関連は、IOCやJOCが決めることで舛添要一には権限がないとしている。
東京五輪エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴに類似しているとして、デザイナーから提訴されている現在。それだけでも既にイメージが悪化している矢先に、サントリーのトートバッグキャンペーンで盗用が発覚し、8点のデザインを取りさげ。内いくつかは他のデザインからの盗用だったものだった。
「BEACH」と書かれたデザインはアメリカのデザイナーが15年前にデザインしたもので、それをそのままコピーして流用しているとし、アメリカのデザイナーは佐野研二郎氏を提訴するとしている。
問題は山積みで、佐野研二郎氏が手がけた群馬県太田市の「おおたBITO」のロゴもアメリカのデザイナーと類似しており、同様に提訴を検討している。
全ての訴訟が正式に決定すれば、佐野研二郎氏のデザイン関連だけで3つの訴訟が行われることになる。内1つは既に訴訟が行われている。
2020東京五輪エンブレム・デザイナーの佐野氏が、サントリーのトートバッグ取り下げなどの不祥事を起こしている。彼の信頼性失墜は免れないし、エンブレムのイメージすら悪化しかねない。エンブレムはIOC,JOC,組織委員会が決めることで、都知事の私には何の権限もないが、残念至極である。
- 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2015, 8月 21
■参照リンク
舛添要一 公式twitter
https://twitter.com/MasuzoeYoichi
| Email this | Comments