中島みゆきが、11月11日(水)に通算41作目となるオリジナルアルバム『組曲(Suite)』と、6年ぶりの新作として書き下ろした『夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」』の映像作品(Blu-ray&DVD)を同時発売することが明らかになった。
昨年は数々のアーティストが、名曲「糸」などをカバーし、ももいろクローバーZは中島による提供楽曲「泣いてもいいんだよ」で、オリコン週間CDシングルランキング1位を獲得。また、自身の作品「麦の唄」もNHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌としてヒットし、年末の日本郵便「年賀はがき」と今年9月1日(火)から始まった「BOSSシリーズ」のテレビCMでは「時代」が使用されている。そんな中、今年も年末のコンサートに合わせて新作がリリースされることとなった。
通算41作目となるオリジナル・アルバムのタイトルは、『組曲(Suite)』と書いて"スウィート"と読む。ジャケット写真には、国際空港のデッキで黄色い衣裳をまとった中島本人が登場。今回の制作陣は25年来、彼女の音楽面を支え続けるプロデューサーの瀬尾一三と、レコーディング/MIXエンジニアのデイビット・ソナーに加え、マスタリング・エンジニアのスティーブン・マーカッセンが初参加している。
1989年に「言葉の実験劇場」としてスタートした脚本・作詞・作曲・歌、そして主演全てを中島がひとりで務める舞台表現「夜会」。『夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」』は、「夜会」作品としては2008年から2009年にかけて行われた『夜会VOL.15~夜物語~元祖・今晩屋』以来の6年ぶりの書き下ろし作品だ。劇のセリフとなり挿入歌となる「歌」は台本と共に書き下ろされ、過去最多の46曲(うち5曲は2014年11月12日発売のオリジナル・アルバム『問題集』に収録)となった。同公演の模様が余すことなく収録されたBlu-ray&DVD作品では、劇場の座席からでは観ることのできない様々な角度から撮影された貴重な映像が多数収録されるなど、劇場での鑑賞とはまた違った映像作品ならではの魅力が詰まっている。
中島は同作発売の翌日、11月12日(木)からコンサートツアー『中島みゆきConcert「一会(いちえ)」2015~2016』がスタート予定だ。
【参照リンク】
・中島みゆき オフィシャルサイト
https://www.miyuki.jp
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