5月29日に全米で公開した『カリフォルニア・ダウン』は、全世界57ヶ国で1位を獲得し、4億ドルを突破する大ヒットを記録、ついに日本でも9月12日に公開となる。救難ヘリコプターのパイロットで、家族を助けるため命がけで救出に向かうヒーローを演じるのは、ロック様ことドウェイン・ジョンソンだ。AOLニュース編集部では、そんなドウェインさんに、電話インタビューを試みた!
――いざ危機に陥った時に、家族を守れるだろうか?と不安に思う人も多いと思います。そんな人たちにアドバイスをお願いいたします。
まずは、この物語に共感してくれたり、何か響いてくれる部分があったら嬉しいな。特に(主人公)レイの家族が直面する様々な困難に彼らがどんな風にぶつかっていくかを見てほしい。たぶん日本の方は分かってくれるはずだと思う。僕らも、アメリカ西海岸に住んでいるし、日本も大きな大地震を経験していることもよく知っている。僕ら自身も災害をデリケートに思い、だからそういう部分はセンシティブに描いているので、そういった部分も伝わると嬉しいね。何よりも「家族を守るために何でもするんだ!」そういう想いが響くといいな。
元々自然に対して敬意を持っているし、地震ということについて分かっているつもりだったけど、家族と最初に映画を観終わった後に、南カリフォルニアで集まって話し合いをした。自分たちだったらどうするか、どういう風に避難したらいいかプランをたてたり、今はたくさんの防災用品を準備しているんだ(笑)。
そして、僕だけじゃなく家族として学んだのは、「離れ離れになった時にどこで再会するか」「備えることの大切さ」「プランを作ることの大切さ」「Drop! Cover! Hold on!」 (体を低くして何かにつかまれという意味。日本で言えば机の下に隠れるようなこと)を徹底することなど、家族と話し合ったよ。何よりも準備万端でいることが僕から言えるアドバイスだよ。
――映像のスケール感が素晴らしくて、街が壊れていく様のリアリティが凄まじかったです。ドウェインさんは、実際に完成した映画を観て、どのように思いましたか?
初めて完成した映画は家族と一緒に観たんだけど、本当に本当に感動した。僕らが目標としていた、エモーショナルで、リアルな真実味がある映画だった。心にグッと響いたよ。家族のお互いへの想いがしっかり描かれていてすごく感動した。こんなことを以前、SNSで呟いてしまった気がするな(笑)。すぐに配給・監督・プロデューサーに連絡して、手応えがあったという想いを伝えたよ。
――ご自身も娘を持つ父親の立場として、脚本を読んだ時にどのような印象を持ちましたか?
娘との関係がギクシャクしている様子が映画の冒頭に描かれているんだけど、それを読んだときすごく共感できると思った。僕だって父親としていろいろ失敗しているし、その度にやり直さなきゃいけないし(苦笑)。良い父親であろうと関係を保つことが、どんなに大変な事かをとても理解している。
――ボートの操縦やヘリコプターからの懸垂落下など、ご自身でこなしている場面が多かったようですが、なかでも印象に残っている場面を教えてください。
この映画での僕は小さな子供のようで、たくさんのおもちゃが与えられていて、例えば、軍用スピードボードをかっ飛ばしたり、パラシュートで飛行機から飛び降りたり、車輪のあるものや、翼があるもの、全ての乗り物に乗った気がするよ!めちゃめちゃ楽しかったし、めちゃめちゃクールだった。こんなチャンス二度とないかもな(笑)。だってレイって全部やれちゃうじゃない!もしかしたら レイのように何もかもこなせる男を演じる機会はもうないかもしれない。でも、この作品はとてもヒットしているので、続編の話はチラホラでているから、また彼を演じれるかもしれないけどね。
――以前うちのニュースで、「ドウェインさんの1日の食事メニューが凄すぎる」というニュースを出したところ大反響でした。プロテイン(たんぱく質)をとりまくる1日7食の食事をとられているようですが、今も続けていますか?
それは、『ワイルド・スピード』、『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』、『ヘラクレス』の三本で実施した特別なダイエットだ。今はそのバリエーションの食生活をしていているよ。タラが大好きだから、日本が大好きなんだ!だって日本には最高のタラがあるじゃないか!日本ではめちゃめちゃおいししタラを食べた。 それから白米が大好きだね!大切なのは、炭水化物・プロテイン・脂肪分含めてバランスのいい食事をすることだ。だから魚というのはバランスがとれているから良いんだよ。
https://youtu.be/z9UipLF0wfw
『カリフォルニア・ダウン』は9月12日(土)より公開
(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
■参照リンク
『カリフォルニア・ダウン』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/californiadown/
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