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アルゼンチン代表、リオネル・メッシがメキシコとの親善試合で見せたゴールが、昨年W杯で決勝点となったドイツ代表・ゲッツェによるスーパーゴールにそっくりと話題になっている。

A crazy resemblance between Messi's goal and Gotze's winner in the World Cup final. pic.twitter.com/Sxsyfr9CXU

- Footy Accumulators (@FootyAccums) 2015, 9月 10


両方のゴールを比較した映像も登場しているが、クロスの角度、ボールの受け方から所作、そしてゴールへの運びまで全て恐ろしい程シンクロしており、ネット上でも「ほとんど一緒じゃないか」「あまりにも瓜二つで驚いたよ」「メッシはあの瞬間を繰り返し見続けたのだろうか?彼の脳内にインプットされていたものを形にしたように感じる」などの声が相次いでいる。

ドイツ代表のレーブ監督は、切り札として途中投入されたゲッツェを、「自分がメッシより上だと示してW杯を決めてこい」と送り出したという。そんな象徴的なシーンだけに、奇しくも1年2ヶ月前に点数を決められた側のメッシが、そっくりなゴールを体現したのにはそれなりの意味があるように感じられる。

南米選手権の戴冠を逃し、アルゼンチン国民およびメディアから戦犯の烙印を押され、チームメイトからも同情の声が出ていたメッシ。アルゼンチン以外のサッカーファンからは「メッシに心から同情する、代表に関して全てのプレッシャーを背を合わされ過ぎている」との同情論も強い。

個人タイトルやクラブでのタイトルは全て手に入れ、残るは代表としてのタイトルだけ。とかく母国の英雄マラドーナと比較されるメッシだが、W杯での戴冠が、この天才フットボーラー「メッシ時代」を埋める最後のピースであることは明らかだ。

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