カンガルー同士が激しい戦いを繰り広げる、オーストラリア発の映像は数多くあるが、今回は人間vsカンガルーのキックボクシング模様をおさめた昔のフィルムを紹介したい。カンガルーと戦うのは、若き日のウッディ・アレン監督!
https://youtu.be/LP3qZhdmhGQ
体を反らせて反動で殴るというカンガルー。バックステップから両手で勢い良く繰り出すパンチは人間にはない動きだが、これは一発でもくらうと洒落にならない。ウッディ・アレンが警戒しながらカンガルーとのボクシングに挑むが、隙あらば攻撃を仕掛けるスタイルはマジで危険。
慎重にパンチを避けなんとかボコられずに済んだが、最後にタキシードのホストが、カンガルーにちょっかいを出してしまう。激昂したカンガルーが、ホストを掴んで強烈なニーでヴァンダレイ・シウバの「戦慄の膝小僧」ばりの強烈な一撃。
「いやあ、カンガルーを舐めちゃいかん」というこの映像。カンガルーの動きがコミカルに計算されている気がしないでもない。「もしや人が入っているのでは...?」なんて疑いたくもなってしまう。そもそも今だと動物愛護の観点からテレビ番組としてはNGになりかねないこちらの企画、そういう意味では非常に貴重な映像なのかもしれない。