東京五輪で初めて正式競技となるスケートボード。ローラー競技の中でもインラインスケートやローラーマラソンは落選、伏兵のストリートとパークのスケートボードが選出され、関係者からは不満が出ているなど問題がありそうだが、この競技がさかんなアメリカでは11歳の天才児アッシャー・ブラッドショーが大技900を決めてネット上で話題になっている。
https://youtu.be/yE5yTBqVNvI
900というのは(2回転半=360度+360度 +180度)、レジェンド、トニー・ホークが成功させ、プロでも達成できたのは歴史上11人だけ。この大技を若干11歳の少年が、12人目の成功者として軽々と決めている。
若くして大技を決められる選手が、成長と共に前と同じようにはできなくなるということも少なくはないし、「身軽な今だから出来ているので、本当にプロになってからが勝負」なんて意見もあるが、アッシャー・ブラッドショーって名前が、なんとなくエクストリーム・スポーツのヒーローっぽい響きなのも気になるところだ(本当に、「強そうな名前」は大事...)。
現在11歳の彼を2020年のオリンピックで見られるかはわからないが、まずは、究極のワザをマスターした天才少年の今後を見守って行きたいところだ。