大御所俳優ロバート・デ・ニーロが、来年、長年の盟友であるマーティン・スコセッシ監督と、新たなギャング映画に着手することを明らかにした。
これまで、『タクシー・ドライバー』や『ケープフィアー』『レイジング・ブル』など、何本もの名作を共に作り上げてきたデ・ニーロとスコセッシ。デ・ニーロは、アン・ハサウェイとの新作コメディ『マイ・インターン』のプロモーションで受けたインタビューで今後の予定を聞かれると、冒頭のビッグニュースをさらりと明かしたのである。
「長年マーティンと温めてきた作品があってね。来年には取り掛からないとだろうな。僕たちは時間をかけてこの計画を進めてきたんだ」。
『The Irishman』というタイトルで進んでいるこの映画は、チャールズ・ブランドの小説「I Heard You Paint Houses: The Story Of The Biggest Mob Hit In History」が原作で、"the Irishman"と呼ばれていた実在のギャングで殺し屋のフランク・シーランを描いた物語。シーランを演じるのはもちろんデ・ニーロだ。フランク・シーランは、マフィアと癒着し1975年に謎の失踪をとげた全米トラック運転手組合会長ジミー・ホッファの暗殺も告白していた。
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