米NBAニューヨーク・ニックスの無名選手だった2011年に"大爆発"したジェレミー・リン(27歳、現在はシャーロット・ホーネッツ所属)。その超絶スーパープレーは "Linsanity(苗字のLin+クレイジーという意味のInsanityの造語)"なる言葉まで生んだほどだ。そんな彼が習得した(?)、NBA界の独自のカルチャーのパロディ映像がこちら。
https://youtu.be/izB8P8oyhJk
自身のYouTube公式アカウントにアップされた映像で、「NBAにどうやって慣れるか、皆に聞かれるよ。(2010年にNBA入りしてから)数年間、僕はチームメイトや友達など、いろんな人からのアドバイスを受けてきたんだ」と語るリン。以下はそのまとめだ。
・コミュニケーション
第一印象はとても重要。スラング(今回はhot minute=長い間)を知っていれば、ウェズリー・ジョンソン(ロサンゼルス・クリッパーズ)から「I haven't seen you in a hot minute.(しばらくぶりだな)」と言われても、うまくかわせるはず!
・あいさつ
特殊なあいさつの仕方を知っていれば、ランドリー・フィールズ(トロント・ラプターズ)やジェローム・ジョーダン(ブルックリン・ネッツ)から、旧知の間柄だと思ってもらえる...かも。
・献身的になる
NBAファンから自分ではなくロサンゼルス・クリッパーズのスター選手、デアンドレ・ジョーダンとのツーショットを頼まれても、快く引き受けるべし。
・ファッション
皆の注目を集めるNBA選手たるもの、外見にも手を抜けない。ちなみにカーキ色の服は、フェニックス・サンズのタイソン・チャンドラー的にNG。さらに、パンツはタイトであればあるほどいいのだとか。一方で、ハイソックスを重視する選手もいる。
・ダンス
ヒューストン・ロケッツのドワイト・ハワードは、"チョコレート(色の?)の肩"のない奴は相手にしないようだ。
・音楽
ゴールデンステート・ウォリアーズのステファン・カリーが着メロにしているらしい、YGの「My Nigga」。リンは「僕もその曲、知ってるよ!」とばかりに「First thing's first I love all my...」と歌うが、アジア人のリンには、そのあとの「niggas」がどうしても言えず。 (※niggaは黒人同士であればネガティブな意味はほとんど無いが、ほかの人種が言うとちょっと微妙な雰囲気に)
終盤ではNG集や、カリーと彼の愛娘、リンのおまけショット、そして「1人よりも2人のほうが良い 共に苦労すればその報いは良いものだ どちらかが倒れれば もう1人が助け起こせる」という聖書の言葉で締めくくられている。