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死人が出そうになった映画...つまり「撮影現場で死にかけた俳優10人」を、映画情報サイト<CheetSheet>が公開。俳優たちが命をかけて挑んだ作品...と知ってから観れば、より味わい深く楽しめるかもしれない。
1.マイケル・J・フォックス:『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)
マーティが首を吊られるシーン。撮影時に箱の上に乗った状態で数回トライしたものの上手くいかず、箱を使わずにリアルな首吊りに挑戦した。彼は30秒間ガチで失神し、意識不明になったらしい。
https://youtu.be/LwuZzh79ds4
2.トム・クルーズ:『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)
トムクルは危険なスタントも自らこなすことで知られているが、同作では共演女優エミリー・ブラントに危うく殺されかけたという。トムを乗せた車を運転していたエミリーは、右回りするタイミングでトムが小声で「ブレーキ、ブレーキ...。やばい、ブレーキを強く! 強く踏め!」と繰り返すのが聞こえたが、「私がブレーキを踏むのが遅れて、車が木に突っ込んでしまったの。危うくトムを殺すところだったわ」とトーク番組で語っている。
https://youtu.be/73FktIOpsJ0
3.ジャッキー・チェン:『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985年)
本作の終盤で描かれる、巨大なショッピングモールでの闘い。すべてのスタントをこなしていたジャッキー・チェンは、金属製のポールに飛び移り、電球が爆発する中で滑り降りなければならなかった。このスタントにより、彼は7番目と8番目の脊椎骨にヒビが入り、骨盤を脱臼し、両手に電球による火傷を負ってしまう。通常のスタントで使用されるガラスより厚い"飴ガラス"を使用していたこともあり、非常に危険なスタントだったのだ。
https://youtu.be/ZZDXyiisZ50
4.アイラ・フィッシャー:『グランド・イリュージョン』(2013年)
ピラニアが放たれた水槽の中に、鎖で拘束された状態から大脱出する役を演じたアイラ・フィッシャー。彼女は「鎖が解けない...という設定だったから、水槽の底まで泳がなければならなかった。皆は私が素晴らしい演技をしていると思ったみたいだけど、実際には私は溺れていたのよ。誰もが本当に苦しんでいるとは分からなかったみたい」と<デイリー・メール>に明かしている。結局、クイックリリースされるスイッチを使用し、近くにいたスタントマンによって救出されたそうだ。迫真の演技はガチで溺れかけた賜物!?
https://youtu.be/xpcFxbyo8n8
5.マーガレット・ハミルトン:『オズの魔法使い』(1939年)
魔女が煙に巻かれて姿を消すシーンはおなじみだが、ある撮影でハプニングが発生する。開くはずだった仕掛けのドアが欠陥のために開かず、煙をたくシーンで脱出不能に! しかも、彼女のメイクに油分が含まれていたため火花から引火し、彼女は顔と手に火傷を負って入院することになった。映画史に名を刻む"魔女優"の知られざる苦労である。
https://youtu.be/WnXAl1ntt_4
6.シルヴェスター・スタローン:『ロッキー4/炎の友情』(1985年)
同作では俳優同士が実際に殴り合っているため、迫力満点のファイトシーンを堪能することができる。<ガーディアン>によると、スタローンが最後のパンチを受けて倒されるシーンで、対戦相手のイワン・ドラゴを演じるドルフ・ラングレンに「可能な限り強く殴るように」と頼んだため、彼は言われるままに最大級の力でパンチをお見舞いしたという。強烈なパンチを浴びたスタローンは心臓肥大を起こして病院に搬送され、8日間の集中治療を受けることになった。極真空手の使い手ラングレンの重~いパンチを受けたスタローンが、後に自身の監督作『エクスペンダブルズ』(2010年)で彼にキツい灸を据える...という漢同士の友情は非常に胸熱だ。
https://youtu.be/J80R3gCGXsQ
7.ダニエル・デイ=ルイス:『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)
同作の時代設定は1863年。当時の衣装を着用して撮影を続けていたダニエル・デイ=ルイスは、肺炎を患ってしまった。しかし、当時は肺炎の処置は存在しなかったため、彼は時代設定に合わせて治療を受けずに撮影を続行しようとしたというから驚きだ。結局、放置しておくと死に至る状態だと判明したため、おとなしく治療を受けることにしたのだとか。ここまで身体を張っていたとあれば、あの鬼気迫るビル・ザ・ブッチャー役にも納得である
https://youtu.be/GQy5xztHVPQ
8.ジェイソン・ステイサム:『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014年)
危険なアクションシーンを得意とするジェイソン・ステイサムだが、本作のアクションシーンは度を超えていた。スタローンいわく「彼はブレーキが故障した状態でトラックを運転した」とのことで、当然トラックは海に突っ込んだが、飛び降りたことでトラックもろとも海中に沈むことを避けることができたそうだ。多くのパイセンたちの前で根性を見せたステイサムこそ、やはり次世代のアクションスターにふさわしい。
https://youtu.be/gbHGis5kNec
9.ジェイミー・アレクサンダー:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
同作で女戦士"シフ"を演じるジェイミー・アレクサンダーは、雨に濡れた金属の階段のせいで負傷した。「撮影当日は雨が降っていて、外は朝5時のように暗かった。金属の階段で滑って転倒して、1ヶ月も撮影に穴を開けてしまったの」と本人が<ニューヨーク・ポスト>に語っているように、脊椎骨11本の複雑骨折、左肩脱臼、左の菱形筋の肉離れなど、かなりの大怪我を負ったようだ。
https://youtu.be/UtBMfKPg_tU
10.ハル・ベリー:『ザ・コール 緊急通報指令室』(2013年)
アクションのイメージが薄いかもしれない作品だが、撮影現場は大変だったようだ。<デイリー・メール>によると、ハル・ベリーは闘いのシーンで転倒し、コンクリートの地面に頭を強打。彼女は気を失い、その日の撮影は中止となった。病院に緊急搬送されたが、幸いにも身体に異常は見られなかったらしい。冒頭から緊張感MAXの同作だけに、現場もピリピリしていたのかも...?
https://youtu.be/PmhyUuLKwa4
【参照リンク】
・10 Actors Who Nearly Died On Set
http://www.cheatsheet.com/entertainment/10-actors-who-nearly-died-on-set.html/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2015/10/04/hwz_nearlydied/