マイアミ・マーリンズのイチローが、10月4日のフィラデルフィア・フィリーズ戦にまさかの登板、日本のオールスター戦で話題になった二刀流っぷりがアメリカMLBでの舞台でも実現した。

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8回に4番手投手として登板したイチローは、1イニング、打者5人に対して2安打1失点。マーリンズの公式でも大々的に紹介され「スライダー投げてるよ」「観に行ってたけどクールだったぞ」「新しいニックネームはピッチローだな(ピッチとイチローの語呂を合わせたもの)」など、大盛り上がり。

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今年のシーズン最終戦ということもあり、マーリンズが負けている試合であることを考えてもMLBのマウンドで、専業じゃない選手が投手を務めること、さらに敵地で起用するというのは賛否が分かれそうだが、もしかすると来季はGM職に復帰するジェニングス監督が「監督になってやってみたかったこと」の一つがイチローの登板だったのかもしれない。

今期のイチローは398打席91安打、打率.229とメジャー移籍後の成績ではワースト記録に終わったが、シーズン前半で、外野の主砲、スタントンの離脱などもあり153試合に出場し、 チーム内でのベテランとしての影響力の強さをマーリンズも高く評価。来季の3000本安打に向けてチームも再契約を前向きに検討している状況だ。

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