戦争で片脚を失った元兵士の結婚式、新郎の隣でベストマンとして付き添ったのは"犬"だった。
https://youtu.be/qlCjZSYBP88
ジャスティン・ランスフォードさんは、アフガニスタンに従軍中だった2012年4月に、片脚を失う大けがを負った。心身ともに大きなショックを負ったジャスティンさんのもとに、ゴールデンレトリバーのサポート犬、ゲイブが来たのは2年前。犬とのリハビリ生活を通して帰還兵が元の生活に戻れるよう活動しているWarrior Canine Connectionからやってきたゲイブは、その後のジャスティンさんの生活にいなくてはならない存在となっていく。
当時4歳だったゲイブはサポート犬として訓練されており、手術後歩行が困難だったジャスティンさんの移動に大きな手助けとなるだけでなく、精神的にも大きな支えとなったと妻のキャロルさんは明かす。ジャスティンさんがキャロルさんにプロポーズするときに指輪を持っていたのはゲイブだったし、二人の結婚式で、ジャスティンさんが自分のベストマンとして選んだのもゲイブだった。
実はキャロルさん、Warrior Canine Connectionの社員。キャロルさんいわく、セラピー犬は生涯一緒にいる人間を愛し、そばにいられることを幸せに思うのだという。ジャスティンさんと初めて会ったとき、彼が部屋に入ってくると、ゲイブは嬉しそうに鳴いて床に転がり、最初から親愛の情を見せていたそうだ。
式の最中もいつものようにお利口にふるまい大役を務め切ったというゲイブ。ネット上では、「いい話だ...」「涙が止まらないんだが」「ジャスティンさんもゲイブもお互いに最高のパートナーに会えたんだね」「これからも幸せに暮らしてほしい」と感動のコメントが多数寄せられている。