今年の日本シリーズを4勝1敗とぶっちぎりで制し、2連覇を達成した福岡ソフトバンクホークス。日本国内ではもはや敵なしという印象だ。海外の野球ファンの間でも今年のシーズン中幾度となく「ホークスならMLB最弱のフィリーズよりも強いのではないか?」と議論がなされていたが、この話題がホークス優勝で再燃している。
フィラデルフィア・フィリーズは今シーズン、ナショナルリーグで63勝99敗とぶっちぎりで最下位。両リーグ通じても最弱というチームだが、ネット上では「今フィリーズとホークスが試合をやったらホークスの方が強い」という意見が出ると、「いや流石にそれはないと思う。これまで多くの日本人選手がMLBにチャレンジしてもメジャーでMLB最下位のチームにすら残れない選手の方が多いのだから」と、日本プロ野球のレベルを考えるとMLBの球団に勝つのは難しいというコメントが返されている。
一方で「日本人がMLBでダメだったのは日程のキツさや移動が原因だと思っているから、もしワールドシリーズ方式で7試合やったらホークスはいい勝負をすると思う」「短期決戦でフィリーズの投手力なら正直怪しいな」「でも打撃で負けることはないだろう」などの声も挙がる。
他にも、「日本一のチームとMLBの優勝チームの試合を観てみたいね」「また日本の野球を観に行きたいな、メジャーと違う野球を観るのは勉強になる」など、世界中のリーグに注目する熱心な野球ファンの熱い声が相次いでいる。
日本のチームの強さのベンチマークにされるなど、事あるごとにさんざんバカにされているフィリーズだが、MLBの場合、補強も育成も進み、思わぬ形で再建したチームが大躍進するケースがあるので、来年に期待したいところである。
https://youtu.be/cQxXsZMwkxw
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