若干15歳にして等身大の「ヒューマノイド(人型ロボット)」を発明した天才少年が話題になっている。
https://youtu.be/jmn8rMJt7SM
ギリシャ出身のディミトリ・ ハチスくん(15)は、最年少で3Dプリンターを使用して等身大のヒューマノイドを作り上げた天才少年だ。
昔からロボット工学に興味があったというディミトリくんだが、2011年の熱血ロボ格闘映画『リアル・スティール』(ヒュー・ジャックマン主演)を観てヒューマノイドを作ることに決めたというから、15歳らしいきっかけである。
その後、フランス出身の彫刻家/デザイナー、ガエル・ランジュバン氏によるオープンソースプロジェクト「InMoov」に参加。条件は「12×12×12センチメートルの3Dプリンターで複製可能なデザイン」だったそうだが、ディミトリくんは合計1,400時間をかけてロボットの構想~検証~3Dプリント~構築まで行い、計475点のパーツを組み合わせて、ヒューマノイド「Troopy」を完成させた。
この「Troopy」は身長185センチメートルで、目や頭の動きが独立しているのが特徴。人間の動きを真似て、流暢な英語でしゃべることもできる。しかし、ディミトリくんに言わせると「まだ完成形には程遠い」らしく、「最新ロボットはすべて前作を改良したモデルだから」と付け加えている。
彼は同プロジェクト参加者6人の中で最年少だが、世界から集まったかなり年上の仲間と仕事しているそうだ。「Troopy」は、2015年のギリシャ・カヴァラで開催された工業情報科学フェスティバル「i2fest」で優勝し、2014年にもデザインと3Dプリンターによる製作において準優勝に輝いている。
https://youtu.be/3S8a180uYBM
■参照リンク
Oddity Central
www.odditycentral.com
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