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中国の大気汚染は、我々が予想している以上に深刻なのかもしれない。起業家であるChen Guangbiao氏が、新鮮な空気を詰め込んだ缶詰を販売しているというのだ。

<フェアファクス・メディア>のインタビューに対し、「もし我々がこの環境に対して注意を払わないのであれば、20年後、30年後の未来においいて、我々の子供や孫たちは皆ガスマスクを装着し、酸素タンクを持ち歩かなければならなくなるだろう」と話す同氏。この空気入り缶は収益目的ではなく、現在の中国の環境状態の悲惨さ/深刻さを訴えるための道具として売るのだという。

kuuki.jpgこの発想は、メル・ブルックス監督の映画『スペースボール』(1987年)に登場する「Perri-Air'」(Perrierをパロッたと思われる、空気詰めの缶)を再現したものだと言われている。Chen氏はこれを1缶5元(約74円)で販売し、また「台湾」「チベット」「延安」(中国共産党のメッカ)の3種類のフレーバーが用意されているらしい。

果たして味の違いがわかる人間がいるか定かではないが、現状に対する皮肉としては効果がありそうだ。

(参照元:YAHOO! NEWS)

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