12月18日(金)の午後10時から深夜0時まで、ニッポン放送でタモリがパーソナリティを務める「タモリのオールナイトニッポンGOLD Song&BOSS スペシャル」が放送されることが分かった。
タモリは、深夜放送の代名詞であるニッポン放送の「オールナイトニッポン」(毎週水曜 深夜1時~3時)で、1976年から7年間にわたりパーソナリティを務めた。また昨年6月には、「タモリのオールナイトニッポンGOLD」の特番が放送され大きな反響を呼んだ。それから1年半ぶりとなる今回の特別番組では、タモリが昭和の名曲と共に2015年の出来事を振り返るスペシャルプログラムとなっている。
昨年6月13日放送の特別番組「タモリのオールナイトニッポンGOLD」以来、1年半ぶりのラジオ出演となるタモリ。2時間の特別番組として放送される今回の番組は、今年9月までフジテレビ系で放送されていた『ヨルタモリ』などで親交のある、能町みね子をアシスタントに迎えて、収録が行われた。
(収録エピソード)
■テーマは「昭和の名曲とともに、2015年を振り返る」
今回の「昭和の名曲とともに、2015年を振り返る」というテーマを聞き、「今年を振り返るのに昭和の名曲?ちょっと意味がわからないですけど(笑)」とタモリ。しかし、昭和50年に発売された中島みゆきの「時代」が流れると、昭和時代のラジオについて懐かし気に振り返った。
■「ワイドFM」が開局したニッポン放送スタッフに叱咤激励!?
今月7日からニッポン放送が「ワイドFM 」を開局したことについて触れ、「FMは音質が良くて音楽放送にいいんだよね」と、周波数などのマメ知識を披露。さらにFM放送開始に、スタッフが浮足立っているということを聞くと「そんなにうれしいんですかね。劣等感があったのかな?怖がることはない!でも調子にのるな!(笑)」と叱咤激励した。
■今年70歳を迎えたタモリが誕生秘話を明かす
今年8月22日に70歳の誕生日を迎えたタモリ。能町が「産後70年ということですが...」と話しを振ると、何と生まれたのは終戦の1週間後だったことが判明。タモリは「よく産んだなというよりは、敗色濃い昭和19年の秋に、よく親父とお袋はよくムラムラしてたんだなと(笑)」と語った。続けて、タモリは「当時〝赤ん坊大会〟があって、僕優勝したんですよ。標準の体重だったとか何を判断したのかわからないんだけど、姉も2位になってて(笑)」と仰天エピソードを披露。能町も「見る目ありますね、その人。まさかこんなことになるとは思ってないですもんね」と驚いた。
1年半ぶりのラジオ出演となったタモリ。収録冒頭でタイトルコールを終えたタモリは「勢い付けないと何を言っていいかわからない状態です」と告白。しかし、テーマソング「Bittter Sweet Samba」が流れると昔を思い出し、その後はアシスタントとして登場した能町みね子と幅広いトークで約2時間の収録を楽しんだ。
また、収録後のインタビューでは、「みねちゃん(能町みね子)と、ただしゃべってるっていう感じで、楽しませていただきました。面白かったです」とコメント。一番印象的だったニュースについては、「いろいろありましたね~。何でしょうかね。やっぱり、又吉(直樹)はよくやりましたよね。今、みんなようやく『すごい』と当たり前のようなことを思ってるんですけど、芥川賞ですからね。太宰治も欲しかった賞でしょ?又吉は太宰治の大ファンですからね。大ファンの方が獲っちゃったと。太宰治の立場どうなっちゃうの?ってことですよね(笑)。実際に作品も読みましたけど、面白かったです。面白いんですけど、改めて思うのは芥川賞と直木賞と一体どう違うのかと(笑)。それを改めて考えましたね。でも、いっぱい本を読むから文章がうまくなるっていうのは違うんですよね。いっぱい映画見たからいい映画作れるということでもないですし。それとはまったく違う能力が又吉にあったってことですね。なので、このニュースはすごく驚きました。受賞後はあってないんですけど、おめでたいニュースですね」と語っている。
■参照リンク
「オールナイトニッポン」公式サイト
http://www.allnightnippon.com/
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