AOLニュースは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を事前に鑑賞した! J.J.エイブラムス監督作ではお決まりのシークレット大作戦で事前の情報はほぼなく、さまざまな憶測がファンを中心に飛びかい、また旧来のファンの中には1999年の"ファントム・メナス"ショックの経験もなくはないので、期待と不安が入り混じった複雑な心境だと察する! が、フタを空ければびっくり! 長年SWを愛するオールドファン、そしてR2-D2とC-3POの違いがよくわからないビギナーまで、広域でガッチリと映画ファンの心情をカバーしたスペース・オペラだったぞ! 忘年会断ってまでチケット取ったファンも報われるはず!
ただ、まだ観ぬファンのために、作品情報の詳細な言及はなるべく避けたいが、長年SWを愛するオールドファンには、"ありがたい既視感"が満載な最新作に! おなじみのハン・ソロやチューイ、R2-D2とC-3POなどのキャラクターたち、ミレニアム・ファルコン号のデザイン、初期の三部作を連想するような各シーンの数々、核となるストーリーなど、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には、"オレたちがずっと観たかった『スター・ウォーズ』の世界!"が広がっていた。考えてみれば、監督はJ.J.エイブラムス。"ありがたい既視感"は得意技で、想像主たるジョージ・ルーカス感を見事に"受け継いで"おると思う!
一方、ジェダイやフォースという単語を無邪気にスルーしてしまいそうなビギナーにとっても楽しめる最新作に! というよりも、SWの醍醐味を知らない新しい人たちは、この『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でSWに"覚醒"することになるはず。というのも、今回の最新作は"ありがたい既視感"が満載と言ったが、そのことイコール、"あの時、オールドファンたちがSWで興奮した要素"が満載ということになるわけで、もはやオールドファンたちには体験が難しい、未体験の興奮が待っているわけ! だから無防備に観に行って問題ないが、もしよければ『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)だけでも観てからなどと、アドバイスしてみたり。また、東京ディズニーランドに行く予定があれば、アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」を何回か乗ってから観るとか、アドバイスしてみたり。またオールドファンたちにとっては、新たにSWファンを"受け継ぐ"者たちの、誕生の瞬間の目撃者になる楽しみもあるぞ!
2年前、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のPRで来日したプロデューサーのブライアン・パーク氏を直撃した際、「スタトレは自分が楽しいと思う映画を作るほかなかったが、『スター・ウォーズ』はファンの立場として納得する映画にする!」と筆者に豪語していたことを思い出す。そして最新作は公約どおり、ファンが納得するだろう内容で、新たなる三部作伝説の幕明けを宣言! フォースの覚醒、観ないまま年越せないですよ!
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2015年12月18日(金)18時30分 全国一斉公開!
https://youtu.be/SdAUiyeJMFQ
■参照リンク
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト
starwars.disney.co.jp
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