1982年の発売以来、進化を遂げながら33年というロングセラーを誇るタミヤ・ミニ四駆。爆発的なブームに乗りスタートした公式の競技会、ジャパンカップも今年で16回目を迎えた。そんなミニ四駆のジャパンカップに参戦したある外国人が、自身のマシンのカスタマイズの一部始終をネット上に投稿し、反響を呼んでいる。

https://youtu.be/uBjXTsnyNc8


カリフォルニア在住の「Mad Tang」ことジョナサンさんが公開したビデオは、規程が厳しいジャパンカップ仕様のミニ四駆作成チュートリアルといった目的で公開されたもの。競技用として寸法や仕様など厳しく定められているミニ四駆競技会用のマシンの作り方や耐久テストなどを伝える映像だ。

手慣れた手つきでキットを組み立て、ダンパーなどの細いカスタマイズを見せネタばらしもしている。これを観た人からは「売ってほしいな」「頑張ってるよね」「キミは自身のブランドを作って売るべきだ」など賞賛の声が続出している。

その他にも「リューターやカッターはどこのを使ってるの?」「S2シャーシのダンパーのカスタマイズ方法を教えて」といったマニアならではの話題で質問もちらほら見受けられる。

パーツ数が増えるなど進化しすぎてやや敷居が高くなった感じもあるミニ四駆の世界だが、ジョナサンさんは、ミニ四駆のハウツー映像を次々と投稿し、日本製のグレードアップパーツの詳しい解説など、海外のミニ四駆初心者に親切で有益な情報を提供している。

海外ではマニアックな人気にとどまるミニ四駆の世界だが、日本人同様カスタマイズの面白さに気が付いている人も多くいるようで、ジョナサンさん同様、「Mini 4WD Electric Cars」というサイトなど、インターネット上で様々なチュートリアルビデオやトラックのテストを紹介する人もあらわれ、愛好者の輪が静かに広がっているようだ。


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