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アフリカ勢のパイオニアとして1974年西ドイツ大会でワールドカップ初出場を果たしたザイール共和国(現・コンゴ民主共和国)。試合は1次リーグで3連敗、1点も得点できずに終わったが、サッカー史上に残る珍プレーで爪あとを残したことでも知られる。
https://youtu.be/fGRRA7wCw9w
グループリーグ最後の試合、2戦目のユーゴスラビア戦で0-9と惨敗し、トーナメント出場はすでになかったザイールだが、3戦目の強豪ブラジル戦においてその"奇跡"のプレーは起きる。
ゴール前でブラジルにフリーキックを献上したザイールの選手たちは壁を作る。しかし、審判が笛を吹いた瞬間、ザイール代表、ンウェプ・イルンガが、何を思ったか壁の中から飛び出し、ブラジルのフリーキックボールを逆方向に蹴り上げたのだ。当然ながら審判はイエローカードを提示。W杯代表のチームとしては「ルールを知らなかった」はさすがに通用しないし、敗退が決まってヤケクソだったとしても、なかなかできるものではないプレー。
余りにもレジェンドすぎて、40年以上経過してもなお語られるこの珍プレー。未だにイルンガのTシャツが作られたり、レゴでシーンが再現されたりと、数ある好プレーよりも人々の記憶に残っているのはなんとも皮肉である。
https://youtu.be/F-0McgbEvRI
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