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スペイン・リーグ、リーガ・エスパニョーラ第19節、初采配となったレアル・マドリード、ジネディーヌ・ジダン監督。試合はリーグ9位のデポルティーボ・ラ・コルーニャ相手にベイルのハットトリック、ベンゼマの2得点でスコア5-0の圧勝となった。
https://youtu.be/Gxy8o-eKV7s
ゴールドラッシュとなったこの試合、1点目は、トニ・クロースのクロスをセルヒオ・ラモスのゆるくゴール前に浮いたボレーシュートをベンゼマがヒールで押し込む技ありのシュート。
2点めは右サイドへ侵入したカルバハルのクロスにベールがヘディング・シュート。後半、右サイドで受けたクリスティアーノ・ロナウドが相手ディフェンダー二人を通すグランダー気味の柔らかいパスに合わせたベイルの3点目、さらにクロースの右コーナーからのクロスにニアでベイルがハットトリックとなる4点目。最後はクリスティアーノ・ロナウドがシュートを相手DFに防がれたこぼれ球をベンゼマが押しこみこの日2点目のゴール。
この日、ロナウドにゴールを生まれなかったものの、前半開始早々のベンゼマのポストプレーからの連携からのミドル、前半終了間際のベイルからのクロスからヘッドのポスト直撃、さらに後半アディショナルのシュートと決定的場面を演出するなど、試合全体ではBBCと言われる攻撃陣を中心とした連携と、縦に早いカウンターというレアル・マドリードの本来の攻撃の片鱗をみせたゲームだったのは確かだ。
この1試合でジダン新監督の真価はまだ測りかねるが、スポルティング・ヒホン(1/18)、レアル・ベティス(1/25)、エスパニョール(2/1)、グラナダ(2/8)とここ1ヶ月はリーグ戦での下位チームとの対戦が続く。本格的にレアル・マドリード+ジダンの強さが推し量れるのは2月14日のアスレチック・ビルバオ戦、続く18日のローマとのUEFAチャンピオンズリーグ、ベスト16のファーストレグ、そして2月28日のアトレティコ・マドリード(2位)とのマドリード・ダービーあたりの結果が試金石となりそうだ。成績的にはまだ挽回の余地があったベニテス監督を早々と更迭し、経験的には疑問符が残るカリスマOBによる指揮を選んだレアル・マドリード。日程的にも恵まれた今後1ヶ月が、巻き返しのラストチャンスになりそうだ。
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