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レーシングドライバーの小林可夢偉が筑波サーキットでレコードを叩きだした。このレースのオンボードと心拍数を表示した動画が、トヨタ「TOYOTA GAZOO Racing JP」のサイトで公開された。
https://youtu.be/NiMIOXRUN9w
12月6日にスーパーフォーミュラSF14トヨタで40秒008を記録した筑波のコースレコード。オンボードからの映像はレースファンお馴染みのアングルだが、注目すべきは心拍数だ。成人男性は通常、ジョギングで145から150、マラソンで本格的に走りこんで175から最大200ということで、走行中ほとんどの間、マラソン並の心拍数の高さでドライビングしていることがわかる。心拍数が最高に上がったのはストレート250キロ全開になった部分での178。
高速コーナーで横Gがかかり、腰や首が押さえつけられる話は一般的にも有名だが、強烈なGフォースがかけられている中で心拍数はマラソン級で、体力は必須。しかも、その中で冷静な運転判断をする集中力など、ドライバーが必要とされているものはかなり過酷である。
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