が<FOX News>のショーン・ハニティに対し、妻のマリア・シュライヴァーさんと自分がいつか復縁できるのを信じていると語った。
シュワルツェネッガーは家政婦のミルドレッド・バエナさんと浮気し、2人の間には男の子も生まれていた。これをきっかけに、彼とマリアさんは昨年5月に別居を発表した。
だがシュワルツェネッガーは、10月1日に全米発売されたばかりの自身の自伝『トータル・リコール/Total Recall』のPR活動の中で、「僕は筋金入りの楽観主義者なんだ。マリアと僕はまた一緒になれると思っている」と話している。
彼はハニティに対し、ミルドレッドさんとの不倫で"バツの悪い思いをし"、"恥じている"とも告白。さらに、「僕は大きな過ちを犯した。(ミルドレッドさんとの間に)子供ももうけて、自分の家族をぶち壊してしまったんだ。他の誰のせいでもない、自分が愚かだったからさ。妻は素晴らしい人間だし、子供たちも最高だ。自分が大切にしていたものを、己のバカな行動で台無しにしてしまったんだ。だから今は、それを立て直すのが自分にとって重要なことだと思っている。妻や子供たちの信頼を取り戻すことがね」と、家族が元に戻るのを願っていた。
一方、妻のマリアさんは昨年7月に離婚を申請。だがその後は、何度となくシュワルツェネッガーとマリアさんの復縁説も浮上していた。今年3月には、夫妻が関係を修復しようとカップルセラピーに通っていたことも報じられている。また情報筋は『New York Post』紙に対し、マリアさんは夫の不倫による屈辱に苦しみながらも、自身のカトリックの信仰が離婚を阻止しているとコメントしていた(カトリック教会では離婚をよしとていない)。
ハニティに今の心境を語るシュワルツェネッガー
自伝の発売前日の9月30日には、CBS『60ミニッツ』のインタビューにも応じたシュワルツェネッガー。彼は自伝とこのインタビューの中で、人に対して正直になれないことが身近な人を傷つけてきたと告白した。
「それが僕のやり方なんだ。だけど身近な人にとっては最善ではなかったね。なぜなら時々、自分だけの胸にしまっておく事柄もあったからさ」。
カリフォルニア州知事選挙への立候補に関しては1年以上あいまいにしてきたが、立候補締め切りの数日前になって、やっとマリアさんに打ち明けたという。マリアさんはこれに反対したが、母親のユーニス・シュライヴァーさんに夫をサポートするよう説得され、態度を軟化。しかし彼は(知事として)2期目に挑戦することもマリアさんに言わず、自伝によると、彼女は新聞を読んで初めてこれを知ったという。
自伝ではまた、1985年の映画『レッドソニア』の撮影中、すでにマリアさんと同棲中だったにもかかわらず、共演女優のブリジット・ニールセンと関係を持っていたことも告白。ちなみにブリジットはその後、シュワルツェネッガーの盟友で『エクスペンダブルズ』シリーズでもタッグを組んでいるシルヴェスター・スタローンと結婚・離婚した。そしてそれよりも大きな秘密が、家政婦との不倫、そして隠し子の存在だったというわけだ。
自伝でマリアさんとの結婚や武勇伝を明かすシュワルツェネッガーに対し、結婚生活についてはノーコメントを貫いているマリアさん。彼女の関係者は「マリアは自分の私生活がメディアにさらされるのを見て楽しむような人間ではありません。彼女のもとには(不倫騒動や離婚について)語るようオファーが舞い込みましたが、すべて断りました」と話している。
自伝について取り上げた『60ミニッツ』
自らの過ちについて語るシュワルツェネッガー
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