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感動CM量産国タイが、飼い主を待ち続ける健気な犬を描いたテレビCMで世界中の涙を絞り取っている。
https://www.youtube.com/watch?v=_TVCak69GZ4
とある救急動物病院に、車に轢かれた犬が飼い主の男性に抱えられて運び込まれた。治療に当たる女性医師は手慣れた様子だが、かつては犬を怖がっていた1人の少女だった...。
女性医師は高校生の頃、近所の老女が飼っていた黒い犬に吠えられて怯えていた。老女は「この子は噛まないわよ。飼い主を守ろうとしているだけなの」と笑う。
ある日、老女が倒れて病院に運ばれる様子を見かけた少女。家に残された犬が気になり、毎日ごはんをあげるようになるが、主人の帰りを待ち続ける犬は、決してごはんを食べようとしない。飼い主の帰りを待ち、日に日に衰弱していく犬に胸を痛める少女。しかし、犬は少しずつ少女の愛情によって生命力を取り戻し、やっとごはんを食べてくれるようになった。
そして、いつしか少女の後をついてくるようになり、それからは毎日、少女と犬は一緒に過ごすようになる。彼女は犬を「Olieng」と名付け、ネームタグをプレゼントし、老女の分まで可愛がった。犬は少女の通学にも付き添い、毎日バス停で帰りを待つようになった。
ところがある日、バス停で待っているはずの犬の姿が見えない。悲しいことに、犬は道端で交通事故に遭っていたのだ。血まみれで倒れている愛犬を発見した少女は、号泣しながら愛犬を抱えて動物病院を訪れるが、非情にも休診日。犬は治療を受けることができず、この世を去ってしまった。
そして現在、少女は動物病院の医師となり、多くの動物の命を救っている。彼女の手に握られているのは、亡くなった愛犬が付けていたネームタグだった...。
ここで「人生の辛い時期に、道に迷う人もいるが、彼女は夢につながるインスピレーションを得た」「人生が夢をつくり、夢が人生をつくる」というメッセージが表示され、子どもたちの将来の可能性を支援する、タイの銀行のCMということが分かる。
涙なしでは見ることができない犬と少女の感動ムービーに、ネット上では、
「タイ版"ハチ公物語"!」
「泣ける!」
「号泣した...」
「悲しすぎる」
「この犬にオスカーを!」
「パワフルでエモーショナルなテレビCMだ」
と、世界中に大きな感動が広がっているようだ。
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