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アカデミー賞を4度受賞したコーエン兄弟の華麗なる集大成ともいうべき最新作『ヘイル、シーザー!』(原題:Hail,Caesar!)が、5月より日本公開する。
1950年代、ハリウッドが"夢"を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている"スタジオの何でも屋"(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む。
2月11日(木)から開催される第66回ベルリン国際映画祭のオープニング上映に決定した本作。世界的なお祭りにふさわしい幕開けとして、過去にはコーエン兄弟北米最大のヒット作となった『トゥルー・グリット』や、同じく豪華キャスト共演の『グランド・ブダペスト・ホテル』といった、その年のアカデミー賞に直結する超話題作が選出されることでも有名だ。
本作の華麗なるコーエン兄弟の集大成感はその作風に表れており、コーエン兄弟最高傑作と名高い『ファーゴ』や『ノーカントリー』を彷彿とさせる"突然消えたスーパースターを探す"サスペンス溢れる展開がベースとなりながら、初期の遊び心溢れる『ビッグ・リボウスキ』や『オー・ブラザー!』で魅せた独特のブラックユーモア満載のコメディ要素を合わせ持ちる。何よりも、心に訴えかけるドラマティックなエンディングは、近年絶賛された『トゥルー・グリット』や『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』を想起させ、最後まで目が離せない。
個性的なキャラクターを見事に演じきるのはコーエン兄弟常連のジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなど、ハリウッド超大作の主役級スターから、アカデミー賞常連の名優まで、コーエン兄弟にしか実現できなかった豪華スターが顔を揃える。
また、コーエン兄弟が本作で新たに挑戦したのはミュージカルシーンだ。スターたちが体を張って唄って踊る華やかな映像は、最大の見どころの一つとして印象を強く残している。
想像を超える<最高にゴージャスな大捜査>は、驚きの結末へとなだれ込んで行く!!
『ヘイル、シーザー!』は5月より公開
https://youtu.be/kMqeoW3XRa0
(C) Universal Pictures
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/02/01/hailceaser/