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古屋兎丸の同名コミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』で、ヒロイン役の中条あやみにインタビュー! 光クラブとは、廃工場に集う9人の中学生による秘密クラブ=光クラブでは、天才的頭脳と強力なカリスマ性を発揮するゼラ(古川雄輝)が、タミヤ(野村周平)をはじめ8人の少年たちを従えている。少年たちは醜い大人たちを否定して理想の世界を作るため、巨大なロボット・ライチを開発。そのロボットと恋に落ちる美少女カノン役を中条が好演! その大天使すぎる中条が、「大人の方はこういう世界観を観て、昔を思い出してほしいかな(笑)」って、メッセージをくれましたよ!
――今作の原作は大変な人気作ですが、その世界に入ってみて、いかがだったでしょうか?
わたしはライチとの撮影が多かったのですが、本当に別世界だなと思いました。カノンとライチの空間だけはすごく平和な空間で。カノンはどこかマイペースなところもある子で、ライチといる時は人を殺すことに対して教え諭すことがあり、母性や好きという感情もある。光クラブの少年たちとは別世界で、陰と陽が組み合わさってあの世界が生まれたという感じはしましたね。
――確かに中条さんが演じているカノンを観ていて、母性を感じる瞬間は少なくなかった。
暗い話が続いても、どこか温まる効果がありますよね。そこで命の大切さを観ている方々に訴えかけていて。そういうことを監督もおっしゃっていて、ライチにはお母さんみたいな感じで、子どもに優しく教えてあげる母親のように接してほしいとおっしゃっていました。だから自分の母親やテレビなどで観る親子のシーンなどをイメージしました。
――今回の映画『ライチ☆光クラブ』は、原作とはまた一味違った印象もあったと思います。
映画になった『ライチ☆光クラブ』を観て、切ないなとは思いましたが、一番かわいそうなキャラクターはゼラなんじゃないかと思いました。孤独な人だなって。だから、自分なりの見方で観ても楽しいかなと思いました、観終わった後、話しあってみてほしいです。
――さて、昨年は"天使"とか"宇宙一可愛い"とか、大注目を集めましたね。2016年も本作をはじめ、待機作が続々と控えているとは思いますが、どういう一年にしたいですか?
たくさんの人に中条あやみを知ってほしい年にしたいと思っています。モデルとしてはもちろんですが、女優としての成長も頑張りたい時期だと思っています。今までは学生といういいわけをしていたわけじゃないけれど、これからは社会人としての気持ちが強く、大人になるじゃないですが、そういう気落ちを持って頑張りたいなと思っています。作品を観ていて、説得力がある演技ができる俳優さんがかっこいい。それは自分に自信があるからだと思うので、自分に自信をつけることから初めていきたいですね。まだまだ遠いです(笑)。
――今日はありがとうございました! 我々「AOLニュース」には30~40代の男性が読者として多い媒体ですが、映画『ライチ☆光クラブ』を、どういう風にPRいたしましょうか!?
一人のリーダーが征服していく姿や秘密基地とか、男子がわくわくするようなエッセンスが多いのでぴったりだと思いますよ(笑)。美の象徴としてカノンが連れて来られて囚われたり、ロボットと人間が恋に落ちる不思議な異空間で、今までにないような話も魅力的です。甘酸っぱい若さゆえの話で、切なくもなる。キュンともします。だから、懐かしい感じでも観られると思います。大人の方はこういう世界観を観て、昔を思い出してほしいかな(笑)。
映画『ライチ☆光クラブ』は絶賛公開中!
(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会
■参照リンク
映画『ライチ☆光クラブ』公式サイト
litchi-movie.com
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