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三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞を受賞する天才劇作家・前田司郎監督のもと、独自の存在感でトップスターの座に君臨する小泉今日子と、日本映画界の若きミューズ二階堂ふみがW主演をつとめる人間ドラマ『ふきげんな過去』が6月25日に公開される。この度、眩しく可笑しくも切ない本作の予告編が到着した。
https://youtu.be/_ghS6XNEDMQ
自分が本当の母親だという未来子の出現によって、退屈していた女子高生の果子は眩い生き生きとした世界を見てしまう。本作は、そんな二人のひと夏を描き、まるで夏休みに宝島を探しに行くような愛と孤独と成長の物語に仕上がっている。
予告編では、異才の劇作家・前田司郎が作り出す世界の中、主演の二人がどこか可笑しくも切ない台詞回しと掛け合いによって独特な空気感を作り出し、見る者をぐいぐいと惹きつける。また、このふたりの脇を固めるキャスト陣にも要注目だ。ミステリアスな表情でささやく高良健吾や、声を荒げて激高する板尾創路の姿など、個性的なキャラたちが、小泉・二階堂親子の物語に絡んでいる。さらに、予告編の最後には、母娘による取っ組み合いの親子喧嘩が映し出されている。髪の毛を引っぱり、ひっぱたく......名女優二人の体当たり演技は必見だ!
また、初共演となる小泉と二階堂は、今回の共演について、「今回初めてだったのですが、演じているときのプロフェッショナルなところと、21歳の素のままの女の子が共存していてとても嬉しかったです」(小泉)、「小泉さんは 素敵 という言葉が何よりも似合う方だと、現場でご一緒させて頂いて感じていました」(二階堂)と互いの印象について語っている。
北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂ふみ)は、毎日が死ぬほど退屈でつまらない。けれどそこから抜けだして他に行くこともできず無為な夏を過ごしていた。ある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。戸籍も消滅している前科持ちの未来子。そして自分が果子の本当の母親だというが...。
映画『ふきげんな過去』は6月25日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー
■参照リンク
『ふきげんな過去』公式サイト
fukigen.jp
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