"エロすぎるジャズピアニスト"として赤丸急上昇中の高木里代子が、満を持してメジャーデビュー! アルバム「THE DEBUT!」が現在絶賛発売中ということで、話題のご本人を直撃! "演奏は素晴らしいが、乳が気になって入ってこない"などとネットニュースをかけめぐってしまう件や、"本当にエロいのか?"問題などなど異色ジャズピアニストのすべてを丸ハダカ! 彼女のイメージが変わるかも!? 3月15日(火)には発売記念ライブもあるそうですよ!
――おや? 以前バラエティー番組で"ぱいぱいジャズ美"に改名されませんでしたっけ?
ちょっとだけです(笑)。有吉さんに番組で「まぁ三か月はやりなよ」って言われて、事務所もノリノリで自分のアーティストページの名前も"ぱいぱいジャズ美"に変えて遊んでいましたけど、一か月くらいで元に戻しました(笑)。
――しかし、ジャズ界って固い人が多そうなイメージなので、けっこう異端な感じですか?
だいぶ、です(笑)。頭でっかちな人は、多いかもしれないですね。ただ、去年の9月に水着ライブが最初にニュースになって注目を集めましたけど、その前から露出が高いかっこうはしていました。確かに水着は初めてだったけど、急にこうなったわけじゃないんです。わりと昔から「ジャズピアニストっぽくないね」とは言われます。
――なるほど、デフォルトでエロだったと?
狙って奇抜なことしようとしているわけじゃなくて、ラムちゃんの格好やクリスマスの衣装とか、コスプレみたいなことは事務所に何かお願いされているわけではなく、完全に自分発信でやっているんです。それを皆がひろってくださって、ニュースになっているだけで。全部、好きなことやっているだけなので。
だから、そこは全然ぶれていないんですよ。"エロすぎるジャズピアニスト"って言われているけれど、本当のところは、"本当にエロかったからそうなった"って言われるといいなって。"もともとエロかったジャズピアニスト"のほうがいいな(笑)。
――そして満を持して、メジャーデビューアルバムが出た。今回のポイントは?
ジャズを聴いたことがない人も楽しめるアルバムにしたかったんです。このアルバムは打ち込み系のミュージックで、ダンスミュージックに近いのですが、いわゆるジャズではなく、ジャズを聞いたことがない人たちがポップだなと思って聞いてくれるようなものを目指しました。
――なんかジャズって、正体がつかめないというイメージがあるんですよ。
そうですよね。ジャズってそう思っている人が多いと思う。だから反対に何でもいいという想いを伝えたくて。いわゆる往年のファンは昔ながらのジャズしか認めないかもしれないけれど、若い子たちがこれを聴いてジャズも面白いって思ってくれるくらいでいいかなって。
――そんなこと言ったら黒人じゃないとダメってことになりますもんね。
そういうこと言っている人もいますよ。「高木里代子さんがおっぱい出して弾くのは気になるけど、でもやっぱりジャズは黒人のおっちゃんがやっていてほしい」とかTwitterでつぶやいてる人とかいますもん(笑)。
――ところで、日テレの「スッキリ!!」に出られた時、演奏は素晴らしいが、乳が気になって入ってこないという声があっそうですよ。
それはよく言われますね(笑)。今回のアルバムの主曲になっている「MOJO swing」って曲の、サイパンで撮影したMVが公開になったんです。5日間で、すごい再生回数なんですが、ディスられてもいて。500人いいねって言っているなら100人悪いねって言っているみたいな。
その中にも「胸が気になって入ってこない」とか、「音楽に集中できない」とかあって、だからそういうことはよく言われています。でも、これはしょうがないのかなって思いもありますね。
――もともとエロいわけですからね。そんな戦いが続いてくんですね。
わりともう慣れてきちゃって、やっぱり好きなことをやっていけたらいいかなってとこにたどり着いた。最初は本当に気にしましたけど、本当に一通りの悪口を言われたので、もう満足、納得したんですよね。むしろこういう人たちが言ってストレス発散になっているなら、それもエンターテインメントかな、ってちょっと思えてきて(笑)。
――もはや達観の境地ですね。レディ・ガガならいいのかよって話ですもんね。
いま頑張らなかったら潰れてしまうって、なんとなく自分でわかっているので、練習だけは毎日何時間と決めてやっています。それを自信に変えているし、わたしにはピアノがあれば大丈夫って言い聞かせているので、いろいろなことをポジティブに受け止めています。
――あの、さっきおっしゃっていた「MOJO swing」の「MOJO」って、下ネタの意味もありますよね? 『オースティン・パワーズ』で観た気がする。
かもしれないです(笑)。全体的に妖しい意味も込めていますので。
――これがシングル的な感じとは、ブレてないですね!
そうですね、この中の5曲くらいはPVになっているんですけど、一応「MOJO swing」を押しにしようってなっています。エレクトロスイングって最近言われているジャンルの曲で、フランスなどではポップチャートの1位に入ったりしているけれど、日本ではまだですかね。
エレクトロスイングを簡単に言うと、1920、30年代のグレン・ミラーくらいの時代の古いスイングジャズをモチーフに、現代版にアレンジしてビートに乗せているもの。これがめちゃくちゃかっこいいんです。古いジャズだととっつきにくい人が多いけど、スイングでエレクトロになっていると聞きやすい若い子がいっぱいいるから、それを水着とか着て(笑)。わたし流に。
――グレン・ミラーに聞かせてやりたいですな!
グレン・ミラーは何て言うかわかんないですけど(笑)。
――今日はありがとうございました! AOLニュースのパッとしない読者たちに元気が出るようなメッセージをお願いします!
いつも思うことは、自分が好きなことを楽しんでやってほしいな、っていうことです。とっかかりはエロでもなんでもいいと思うので、自分がシビれるものに敏感に反応してほしいですね。
エロでもいいし、音楽でもいいし、野球でもいいんでしょうけど、そういうものを常に、センシティブに感じてほしいなっていう。そしたら生活がキラキラ、パッとするんじゃないですかね(笑)。
■参照リンク
高木里代子 公式サイト
avex.jp/riyokotakagi/
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