3月10日、"芸能界屈指の生き物好き"である芸人・ココリコの田中直樹が、いきもの図鑑冊子完成記念「明治神宮いのちの森」公開トークイベントに出席した。
明治神宮の森の保護活動のために、市民や次世代を担う若者・子供たちが生息する生き物を観察し、撮影する「明治神宮いのちの森 いきもの図鑑プロジェクト」。本イベントは、2015年12月に発足したこのプロジェクトの今冬の活動の集大成である「いきもの図鑑」の完成を記念して行われ、イラスト図鑑「図解 生き物が見ている世界」を出版したほどの無類の「生き物好き」である田中と、本プロジェクト代表の野中ともよ、子供たちとともに森の生き物たちの写真を撮影したカメラマンの阿部雄介が登壇した。
実際に明治神宮の森に入った阿部は、森の中の生態系の頂点とも言えるオオタカを撮影したという。著書の中で、「生き物の中で一番目がいいのがワシとタカと言われている」と述べている田中は、手に肉を持ちオオタカに追われる仕事をしたことがあるという自身の経験談を踏まえ、タカの目の良さを語った。タカは100メートル先でも、エサである肉を目で認識し、エサに向かって最短距離で向かっていくという。野中が「明治神宮には絶対お肉を持って入らない」とまとめると、会場は笑いに包まれた。
図鑑に採用された写真は、携帯電話端末「isai vivid」のカメラで撮影されたという。高画素を誇る同カメラでには、植物についた細かい毛や、細かいクモの糸などを鮮明に映しており、これには、プロカメラマンの阿部氏も感心していた。
明治神宮との縁は子供の七五三のみであったという田中。今回のイベントで、明治神宮の歴史に触れ、本プロジェクトのメンバーが取り組む保護活動に感心し、「多くの方々に伝わるように微力ながら応援したい」と意欲を語っていた。
■参照リンク
明治神宮いのちの森 いきもの図鑑プロジェクト
ikimono-zukan.jp
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