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10代を中心に圧倒的な人気を誇っているという山田悠介のホラー小説を、実力派キャストを迎えて実写映画化した、映画『復讐したい』。一定条件を満たせば被害者が加害者への制裁を認める「復讐法」が妥当する世界で、妻を失った男が復讐に身を投じる姿を描く。このスリリングな本作に、ピース又吉原作「火花」実写版への出演決定も記憶に新しい高橋メアリージュンが一人二役で出演! 恒例のAOLニュース読者へのお言葉も頂戴したぞ!
――『リアル鬼ごっこ』(15)に続いて、山田悠介さん原作の映画ですよね。
またすぐ山田さん原作の映画に出るとは、まったく思っていなかったですね。今回の原作も読みましたが、映像化したいってまず思いました。まるで動いて見えるような文章表現なので、思わぬ想像を掻き立てられるんですよね。すごくイメージしちゃうので、映画で観たいと思いました。ただ、結末は想像できなかったですけど(笑)。
――毎回、手に汗握る展開が最高ですが、ストーリーの感想はいかがですか?
「復讐法」を流すニュース映像とか、オープニングの時点で、グッと引き寄せられました。ある夫婦の幸せの絶頂でスタートして、突然地獄に突き落とされるような展開。幸せと地獄が、まるで隣り合わせになっているようなヒリヒリした感じに一気に引き込まれましたね。非現実の物語なのに、リアルな印象をわたしは受けましたね。
――そして一人二役。しかも被害者と加害者という、めずらしい役柄ですよね?
最初は難しそうだと思いましたが、すぐに面白そうという期待感に変わりました。演じがいがありそうな、一人二役な気がして。だから泉と範子で、役作りの準備も2人分(笑)。食卓の食事も撮影現場に入る前に自分でも想像するとか、自分でできることは全部しました。原作には範子の過去も書いてあったので、そこも参考にしましたね。
――確か、映画『みんな!エスパーだよ!』(15)のポルナレフ愛子役の際は、教組をイメージしましたよね。そういう点では、今回の泉と範子はどういうイメージで演じましたか?
声と目を意識して演じて、泉の場合は季節で言うと春。明るくて軽やかで可愛げがあるイメージ。範子は梅雨のようなじとじとした重めの話し方を意識して、対照的な感じで演じましたね。目線も泉はいろいろな方向を観ているけれど、範子は一点だけを見つめている。でも観ていただければわかると思いますが、最初はどっちかわからないと思います(笑)。
――泉と範子は、人間の二面性、多面性を象徴している存在のような気もしました。
わたしも演じていて、そう思いました。人って普段、いい人を演じられますよね。もちろん、汚い部分もあって、泉と範子は一人の人間にもなるなって思っていました。だから、そう聞かれて、びっくりしました。映画のテーマとは関係ないかもしれないですが、これも伝わるといいなと思いましたね。
――今回も本当にありがとうございました! 毎回恒例ではありますが、AOLニュースの読者にメッセージをお願いいたします!
カッコいい、攻撃的な女性が登場しますよ! わたしもそうですが、ほかの女優さんも銃を構えて迫ってきます! ナイフ持って刺してくる人もいます。しかも、範子に関しては、ツンとデレがあります(笑)。
映画『復讐したい』は、大ヒット上映中!
■参照リンク
映画『復讐したい』公式サイト
revenge-movie.com
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/03/11/takahashimaryjun/