R1ぐらんぷり2013感想
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

R1ぐらんぷり2013感想

2013-02-12 22:27
  • 1
2月12日、ピン芸No1を決めるR1ぐらんぷり2013が開催されました。
以下、勝手ながら感想をまとめました。

※結果ネタバレあり

<1回戦Aブロック>
・岸学
唐揚を我慢するダイエットマンネタ。
一発目からドラマ的なネタだったのが残念。お客さんを暖めるためにも大きな声で
動きの多いネタをやったほうがよかったかも。
ダイエットしてるという意味でズボンのゴムを引っ張るというアイキャッチがあったが、
マイクを腰に巻いてるせいか、股間部分を引っ張ってるように見えてしまい、違和感を感じた。
ダイエットあるあるネタとしてはそれほど新鮮味は無い。

・三浦マイルド
広島弁講座。フリップ芸。
大声で場を暖めてくれた。
顔芸も絡めてくるが、バリエーションが少ないのが残念。せっかくのネタの質を下げてしまう。
最後に受験ネタ入れたのはタイムリーでよかった。

・ヤナギブソン
アンケートの割合ネタ。フリップ芸。
三浦マイルドがアホな芸だったのに対して、一転こちらは真面目で頭良さげなネタ。
3分しか持ち時間がないので、ネタの展開を崩しきれずに綺麗なまま終わってしまったと感じた。
時間があれば、もっと変な方向に展開していけたかもと思うと残念。

・プラスマイナス岩橋
ファンがほしい一人コント。
思ったよりも普通のコントだった。その明るいキャラクターと勢いで爆発する可能性はあったが、
結果的には無難なもので、どうせならもっと場を壊してほしかった。
序盤のAブロックではなく、お客さんが疲れてくるCブロック終盤でもっとハチャメチャやれば
さらにウケたかも。

【結果】
三浦マイルド決勝進出


<1回戦Bブロック>
・ヒューマン中村
~ぽい言葉。フリップ芸。
ただネタをフリップに書いたのではなく、フォントや作り方、構成も凝っている。
わざわざフリップに書く意味があるネタだと感じた。
また、フリップをめくるテンポが早いためボケの手数が今までで一番多い。
言葉のチョイスも秀逸なため、全体的に面白い。

・三遊亭こうもり
旧・末高斗夢。落語ネタ。
以前小道具コントをしていた末高斗夢がいつのまにか落語家になっていました。
構成や展開は落語だが、ネタの内容が今風といった感じ。芸能人を軽く風刺した都都逸が
主なネタだったが、それほどうまいわけではなかった。
また、漫談や一人コントと落語を同じ舞台で順位付けするのは難しいとも感じた。
やはり「うまさ」と「面白さ」は比較しづらい。

・田上よしえ
バーテンダーとなってコント内の客に面白一言を言うネタ。
基本的な喋り方やアクセントは面白いので、一言ネタ一本調子ではなく
客と対話しながら面白会話に発展させていったら、変化があって良かったと思う。

・桂三度
旧・世界のナベアツ。クイズ風落語。
末高斗夢よりもコント色が強め。落語はエッセンス程度。
落語家さん10人見た後だったら気分転換として面白いかもしれないが、
もともとコントや漫談が入り混じるR1においては若干中途半端な感じも否めない。

【結果】
ヒューマン中村決勝進出


<1回戦Cブロック>
・キンタロー。
おなじみAKBあっちゃんネタ。
テレビに出すぎたせいか、さすがに見飽きた感はあった。
モノマネを軸にコントに変化をつけようと試みた感じはあるが、チャレンジしきれなかった気がする。
とはいえ、AKBのモノマネ自体の完成度は非常に高いし、Bブロックしっとり系のネタが続いたところを
フライングゲットで再度場を暖めてくれたことはよかった。

・スギちゃん
ワイルドネタ。
ワイルド以外のネタをやると思っていたが、結局はいつもの感じに落ち着いたようです。
1年前と違うのはネタではなく、お客さんの態度。お客さんを味方につけていた。
相変わらずたどたどしく話し、よく噛むが、
お客さんはまるで母親のような視点で見守っていたのではないだろうか。
ひとボケ終わったあとになぜか笑いではなく拍手が起きたのもそれが原因かもしれない。

・アンドーひであき
パントマイム+モノマネネタ。
普段は劇場などで展開しているようで、ショーっぽさがあった。
パントマイムはそこそこうまいが、モノマネはそんなでもない。
ただ、非常にイケメンで華があり、オシャレな感じがにじみ出ている。
ブレイクした場合、バラエティ番組やトーク番組に呼ばれやすいタイプだと思う。画が浮かぶ。

・雷ジャクソン高本
海上自衛隊あるあるネタ。フリップ芸。
元自衛隊らしく声が大きくて通るので、たいしたことないネタでも面白さ1割増しに聞こえる。
みんなが知らない世界のあるあるを言う、ということ自体はそれほど珍しいネタでもないので
無難な仕上がりだったと感じた。

【結果】
アンドーひであき決勝進出


<決勝戦>
・三浦マイルド
道路警備員西浦さんの言葉ネタ。
1回戦と同様にフリップ芸かと思ったが、変えてきたのは正解だと思う。
ヒューマン中村は間違いなくフリップ芸なので、2人続くのは画的にも好ましくない。
面白おっさん西浦さんの一言ネタを言い続けるネタだが、個人的には何か変化がほしかった。
「なんだ一言ネタか」とどうしても評価が下がってしまう自分がいてしまう。
一回戦の広島弁ネタでウケた部分も織り交ぜてきたのは良かった。

・ヒューマン中村
ぐさっとくる一言をしりとりで返すネタ。フリップ芸。
言葉遊びを使ったフリップ漫談としては相当面白い。
しかし、1回戦よりも「文字」に偏ったネタだったので、フリップが説明のために仕方なく
用意されたものと感じてしまった。フリップによる相乗効果が薄かった。

・アンドーひであき
パントマイムでチャップリン&モノマネネタ。
やはりモノマネ自体はそれほど完成度は高くない。せっかくパントマイムの技術があるのに
顔のモノマネなどやってしまうと、「原口あきまさよりも下手」など比較されてしまう。
さらにパントマイムを磨いて、「動きモノマネ」のスペシャリストを目指していってほしい。

【結果】
優勝:三浦マイルド


<総評>
個人的な感想ですが、爆発的に面白い芸人はいませんでした。
そんな中でも今後テレビ露出が増えそうなのはアンドーひであきかなと思います。
直近でパントマイムで成功したのはが~まるちょばくらいかと思いますが、彼らはモノマネ要素が
あるわけではないので、フルポン村上からチャップリンまで幅広いモノマネができるアンドーさんは
まだまだ伸びる可能性があると思います。

今回は落語枠も2人登場し、笑いの表現の幅を示すとともにその難しさを感じました。
三遊亭こうもりはガチで落語をやりましたが、あまり受け入れられてなかったように見えます。
うまい下手は別として、やはり若者にいきなり落語を理解してもらうのは厳しいのかもしれません。
最近だと山崎邦正が落語をやっていますが、みんなが親しみやすい人間が少しずつ落語の文化を
取り入れて表現していくことで、新たな笑いの価値観を生むのではないかと思います。

以上、素人目線で勝手ながらまとめさせていただきました。
出場された皆様、お疲れ様でした!そして三浦マイルドさん優勝おめでとうございます!!
広告
×
別のところのコメントへのレスになってしまうのですが
>どうやって自分の記事にたどり着いたのか不思議でなりません。

うん、アイコンにつられたぜ、ベイベー。

そして釣られてよかった。お笑いの丁寧なレビュー記事に出会えた。
それだけでも改めて、ブロマガの可能性をあさっての方向に感じることにしたダス。
79ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。