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こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。
今回の『おしえて!となりのハンターさん』は、ハンターさん取材の第2弾!
あやさんとヨッシーくん親子に博多でお話を聞いてきました。
ヨッシーくんは、小学校4年生。
以前の学校でいじめに遭い、不登校になってしまったそうなんです。
お母さんのあやさんは息子を守るために立ち上がり、最終的には遠いところへ引越しすることになりました。
ドキドキしながら通い始めた新しい学校で、ヨッシーくんはちっちゃなころから遊んでいた(家にあったのでやってみたらハマったらしい!)『モンハン』を同じようにプレイしている友だちと出会い、すぐに意気投合。
いまでは元気に学校に通い、友だちもたくさんできたそうで、あやさんも見違えるほどに明るくなりました。
実際、取材で会ったヨッシーくんは元気そのもの。
やんちゃで、よく食べ、よく動き、よくしゃべって、ちょっとだけ生意気な(!)男の子でした。
「本当に楽しそうに笑うようになったんですよ」と、あやさんはしみじみと話してくれました。
「以前は、まったく笑わなかったですから。いまのコイツからは想像もつかないと思いますけど(笑)」。
じつはあやさんは、ゲーム全般が好きで『モンハン』も触れたことはあったものの、少し離れてしまっていたんですが、ヨッシーくんが友だちと熱中している姿を見て本格的に復帰したんだとか。
「完全に息子が教官ですよ。ミスするたびにガンガン言われますもん。でも、反抗期に入っているのか、あんまり口をきいてくれないときもある中で、『モンハン』 しながら「学校どうやった?」って聞けばぽつぽつしゃべってくれたりもして。毎日いっしょに狩りに行って、親子のコミュニケーションになっているんで す」。
ポテトを口いっぱいに頬張りながら「ぎずもさん、ドスマッカォ行こ!!(モンハンフェスタ’16親子大会予選のニャンタークエスト)」とはしゃぐヨッシーくんに、あやさんは「おまえなー、お母さんと練習するときと態度違うやん」とぼやきながらも、本当にうれしそう。
かと思えば、まるで兄弟のようにふざけあったり、ご自宅ではヨッシーくんがよくお手伝いをしてあやさんをフォローしたり(ひとりで料理も作るそうです、すごい!)、とっても素敵な親子関係に思えました。
あやさん、ヨッシーくん、改めてありがとうございました!!
取材の時間は本当にあったかくて楽しくて、あっという間。
帰り道には、ちょっとしんみりもしちゃいました。
ヨッシーくんのように『モンハン』がいじめや不登校から脱出するきっかけになったというお話、以前にも何度かお聞きしたことがあります。
もちろん、それはただのきっかけに過ぎないんだけれど、「クラスでひとりぼっちだったけど、黙って『モンハン』やってたら「いっしょにやろうぜ!」って声を かけられて、友だちができた」とか「『モンハン』がうまかったから尊敬されていじめられなくなった」とか聞くたびに、ほっこりとうれしくなります。
ちなみに、「『モンハン』は“CERO C”なのに小学生が遊んでいいの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、CEROレーティングCの意味するところは“15歳以上を対象とする表現内容が含まれている”というもの。
ソフトを購入する際の参考にはなるけれど、それで購入が制限されるわけではありませんし、プレイしていて咎められることもありません。
でも、お母さんやお父さんは、子どもに悪影響があるんじゃないかと気になるところかもしれませんよね。
あやさんもやっぱり、「子どもにゲームを買い与えることはいろいろと言われているし、まったく考えなかったわけじゃないです」とおっしゃられていました。
でも、「何をしちゃダメなのかは、ゲーム以外のところでちゃんと教える」、「ゲームは親子でいっしょになって楽しむ」と力強く言い切り、あやさんとヨッシーくんはその言葉をしっかりと体現されていたように思います。
『モンハン』でもゲームでも、すべてのことを解決してくれるわけじゃないけれど、いい面がたくさんある。
いい面を楽しんで喜んで、たくさんの人に伝えて、それがまた人を楽しませたり喜ばせたりして、いい連鎖ができていくといいですよね。
と、唐突に壮大なことを言いましたが、あやさんとヨッシーくんに会って、これを誰かに伝えるってどういうことなのかなと考えたときに、そんなことを思いましたとさ。
コメント
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ゲームはゲーム、教育は教育、と、お子様のことしっかり考えてらっしゃる素晴らしいお母様ですね。
不登校を克服するというのはかなり困難だったと思いますが、今となってはそれも過去の話なのでしょう。
コミュニケーションのきっかけとしてのモンハンもアリなのだと自分も思います。