• かなみ疾風伝 巻ノ十三

    2019-10-05 22:26

    使用した牌譜
    http://tenhou.net/0/?log=2019070713gm-0029-0000-4ffacc3c&tw=2






    贅沢なイーシャンテンです。
    最終形を良形確定にできる方がエラいので、打七索:麻雀王国とします。
    一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国六筒:麻雀王国待ちはフリテンですけどね。



    やはり良形確定がエラいので、打五萬:麻雀王国
    今回は特に、フリテンの一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国六筒:麻雀王国待ちを二索:麻雀王国五索:麻雀王国待ちでフォローするような感覚で。




    ピンズがフリテン待ちなので、ヘッドレスに受けます。



    待ちの良さ、最高打点、ともにピンフに受けた方が優秀だったと思います。
    猛省します……。






    789の三色 or 南:麻雀王国赤1 or ホンイツが見える手です。

    「ホンイツを狙っていいのか問題」ですが、東場だとホンイツルートを残していた方ががよさそうです。
    ここで2000点をアガったところで、トップが確定すると言うほどではありません。これが南場だと勿論話が違ってきますが、マンガンを狙えそうな手牌では、ストレートに狙ってみた方がトップに近づけると思います。

    よってこの手は、ホンイツか南:麻雀王国赤1の鳴き手構想です。
    789の三色を真っ先に見切って、5ブロックに寄せた方がよかったです……。

    もし役牌がなかったり、門前でも十分に間に合いそうな手だったりした場合は、三色を残すかもしれません。
    また、鳴き手だと判断したのなら、ポン材含みの5ブロックに寄せた方がよいでしょう。






    引き気味に受けてしまいましたが、目一杯に受けた方がいいと思います。

    他家から明確な危険シグナルが出ていたり、自分の手がドラ0だったりした時は、安全牌を抱えながら受け気味に進行してもいいかもしれません。






    飛ばし抽選チャンスです。危険ですが、まっすぐ行きます。






    マンズが複合形をしっかり把握しましょう……。

    四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国六萬:麻雀王国 + 四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国
    ・強い形 四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国 を残すようにする

    以上のことから、打八萬:麻雀王国がよかったと思います。




    いつも心にメンタンピン、ホンイツ
    基本は目一杯
    複合形は、できメンツを抜くか、強い形を抜き出して考えろ

    特に、「いつも心にメンタンピン、ホンイツ」を毎回呪文のように唱えるようにしましょう。

  • 広告
  • マンスリーブロマガ杯 8月31日分

    2019-09-18 20:24

    8月31日に行われたマンスリーブロマガ杯について、簡単にはなりますが振り返っていきたいと思います。




    (参考)
    今日は19:00からマンスリーブロマガ杯&牌譜検討 https://ch.nicovideo.jp/kihara/blomaga/ar1805895

    <ブロマガ杯ルール>

    2トップ先取ルールについて】

    ・東南戦の喰アリ赤(右3)で行います。最短2戦、最長5戦です。

    ・基本的に、トップしか意味がありません。

    ・ただし、2戦目以降は自分がトップをとることはもちろん、すでにトップをとっている相手(権利者という)にトップをとらせないことも重要になってきます。そのため、例えば自分がラス目であっても、アシスト、差し込み、絞り、ラス確アガリなどを行う方が有利な状況も出てきます。

    ・その他の細かいルールは、天鳳ルール準拠です。





    <1回戦目>
    牌譜 | http://tenhou.net/0/?log=2019083119gm-0009-14940-d460c966&tw=2

    申し訳ないですが、割愛します。




    <2回戦目>(立体牌姿のCさんが権利者)
    牌譜 | http://tenhou.net/0/?log=2019083119gm-0009-14940-bc5dd9ed&tw=1



    権利者の下家がドラポンです。

    ここは役牌を絞った方がいいと思います。テンパイしたら勝負の構えですが、イーシャンテンの時点ではギリギリまで役牌を絞りたいです。テンパイしなければ、一生絞り続けてもいいでしょう。
    自分のトップが当然一番理想的ですが、トップ目にここまで点数を離されてしまいますと、トップ狙うことよりも権利者の下家をマークすることの方が重要だと考えます。



    テンパイしたら勝負したいので、記念にカンします。



    中:麻雀王国を絞りたいので、七索:麻雀王国を切ります。



    記念にリーチします。権利者の下家に仕掛けられたので、当然ですが誰からでもアガります。






    前局に権利者のCさんに倍マンをツモられ、油断できない状況になってきました。

    このテンパイも記念にリーチがよかったです……。
    ただし、トップ目のAさんからだけはアガらないようにします。
    Aさんからアガると、確かに自分のトップ率はアガりますが、それ以上にCさんのトップ率が跳ね上がりそうなので、それだけは避けたいです。






    こうなってしまっては、トップはAさんに託します。
    権利者の親番は全力で流したいです。
    この手格好だと、下家の親に鳴かれる危険を承知でドラを切った方がいいと考えました。



    Cさんとは実は何回か同卓経験がありますが、平均的な打ち手よりも若干トイトイダッシュを狙ってくる打ち手だと思っています。
    この仕掛けも、まさにそうではないでしょうか?



    打点はいりません。下家のトイトイをケアして、現物の五萬赤:麻雀王国を切ります。



    下家に放銃したくない、でも一応テンパイはとりたい。
    ということで、自分の目から2枚見えている五索:麻雀王国を切りました。こんなテンパイでも、アガリの価値はめちゃくちゃ大きいと考えました。



    牌譜で手牌を開けてみて、ビックリ!(゚_゚;)

    下家へのリスペクトが足りなかったのではないか、自分の仕掛け自体が危険だったのではないか、五索:麻雀王国切りも危なかったのではないか、と反省した一局でした。




    次局、対面のDさんが親番で怒りの7本場まで連荘しましたが、それはまた別の話。




    <3回戦目>(立体牌姿のAさんとCさんが権利者)
    牌譜 | http://tenhou.net/0/?log=2019083120gm-0009-14940-a107fa4c&tw=1



    オーラス、対面のDさんに絶対にトップをとってもらいたい局面です。

    上家の仕掛けについて。役牌は全滅、一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国から仕掛けていることから、123の三色かピンズの一通が本線でしょうか。

    この三萬:麻雀王国切りは上家に危ないです……。いったん四萬:麻雀王国切りだったでしょうか。



    嬉しいことに、対面からリーチがかかりました。

    なんとなーくテンパイを維持してしまいましたが、ミスでした……。
    対面に当たりそうな五筒:麻雀王国をこの瞬間切るべきでした。
    河を見ますと、五萬:麻雀王国が4枚見えています。マンズ待ちは考えにくいです。

    上家の仕掛けがありますので、二索:麻雀王国は少し通しにくいかもしれません。




    <4回戦目>(最終戦)(私以外が権利者)
    牌譜 | http://tenhou.net/0/?log=2019083121gm-0009-14940-1148ece6&tw=3

    申し訳ないですが、割愛します。




    一秒でも早く、差し込みを

    差し込みが最善になる場面では、当然のことですが迅速にそれを行う必要があります。
    そのために、道中から差し込みのことを考えて準備しておくようにしましょう。




    さらに、の日に行われていたブロマガ杯の別卓で出てきた戦術を一つ紹介します。

    安牌開拓の術

    ・非権利者がトップ目で、できればそのままトップをとってほしい
    ・権利者がリーチ。できればアガってほしくない
    ・権利者のリーチの河が強く、トップ目がうっかり放銃してしまうかもしれない
    ・自分の持ち点がかなり少なく、権利者は自分からは当たらないかもしれない

    以上の条件が揃った時に、
    自分が権利者のリーチに当たってもおかしくない牌を切って、トップ目の安牌を開拓する
    といった戦術が有効になります。

    ・味方のトップ目を助けたいといったアシスト意識
    自分が放銃しても構わない(自分からは当たらないかもしれない)という視点

    を持つことは(普段の天鳳段位戦においても)重要だと思います。

  • 3副露に挑め!

    2019-09-16 18:25

    今回は、下家の仕掛けについての問題を出題します。

    解答例とネタばらしも載せておりますので、読まれる際はご注意ください。




    使用した牌譜
    http://tenhou.net/0/?log=2019070712gm-0029-0000-06bddf16&tw=3






    役牌は出切っている。
    Cさん(自家)の5巡目の五萬:麻雀王国、6巡目の八萬:麻雀王国をスルー。
    その後、五筒:麻雀王国チー打一索:麻雀王国五萬:麻雀王国チー打中:麻雀王国七筒:麻雀王国チー打六索:麻雀王国

    字牌切りのあとの手出しの六索:麻雀王国は、ほぼ関連牌だと考えられる。


    Q1 一般的に、六索:麻雀王国が関連牌となる代表的な3枚形をすべて答えよ。
    Q2 このあと、下家の仕掛けに八索:麻雀王国七索:麻雀王国が通った。下家の待ちが両面待ちであると仮定した場合、それは何か。
















    Q1 解答例
    場合分けして考えると、
    (1)六索:麻雀王国が1枚のケース……四索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国
    (2)六索:麻雀王国が2枚のケース……四索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国
    (3)リャンカンのケース……二索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国
    以上が解答。

    また、実戦例においては、八索:麻雀王国が鳴かれておらず、五索:麻雀王国がドラであることから、待ちになっている場合は、
    四索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国(ドラ受けを拒否している)五索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国
    に絞られると考えられる。




    Q2 解答例
    二萬:麻雀王国五萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国待ち
    下家の残っているブロックについて考える。
    ピンズの2副露があるので、ピンズのブロックが残っているのは考えにくい。
    ソーズについては、手出しの六索:麻雀王国があることからその周辺のブロックを持っているが、八索:麻雀王国七索:麻雀王国が通ったため、両面待ちはない。ヘッドの可能性が濃厚か。
    残ったブロックはマンズで、なおかつ食い延ばしが十分に考えられるため、上記の3つが解答になる。
    また、残った両面待ちの弱さ、チートイツのルートもあることから、ダブルメンツ六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国の可能性は考えにくい。

    <参考>
    三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国(裏部分にヘッドあり)
    四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国 
    五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国 
    (ここから愚形フォローを優先して五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国スルーは十分考えられる)








    と、ここでネタばらし。


    ここから八萬:麻雀王国をスルー。ヘッドは七索:麻雀王国でした。



    ここで六索:麻雀王国を引いてきました。



    六索:麻雀王国愚形フォローの牌でした。
    この後、ピンズの手出しが入ってからの七索:麻雀王国手出しの場合、五索:麻雀王国八索:麻雀王国待ちも考えられることに注意が必要です。




    ――筆者が、読みを『活用』できる日は来るのだろうか