第10回ブロマガ杯 自戦記 1回戦目
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

第10回ブロマガ杯 自戦記 1回戦目

2019-08-11 15:57

    2019/08/16 16:30 追記

    木原浩一プロに、1回戦目の牌譜検討をしていただきました!


    今日はマンスリーブロマガ杯&牌譜検討 https://ch.nicovideo.jp/kihara/blomaga/ar1800217




    2019/08/13 18:40 追記

    第10回ブロマガ杯 準決勝A A卓 1~5回戦の牌譜を、各記事に追加しました。



    第10回ブログマガジン杯会員予選結果~決勝
    https://ch.nicovideo.jp/kihara/blomaga/ar1781444


    第10回ブロマガ杯 決勝が終了しました。

    優勝は、初代引田天和さんです!
    おめでとうございます!









    宮森あおい(以下、宮森):さて、ここからは、第10回ブロマガ杯 準決勝A A卓 の模様を実況・解説していきます。実況は私、宮森です。そして解説はこの方です。クロードさん、よろしくお願いします。

    女忍者クロード(以下、クロード):はい、かなみ選手の同僚で女忍者をしています、クロードです。よろしくお願いします。

    宮森:よろしくお願いします。さっそくですが、かなみ選手の対局直前のコンディションはどうでしょうか?

    クロード:ガチガチに緊張していますね。

    宮森:緊張していますか。ブロマガ杯には過去2回出場していますが、その時と比べても緊張してるようですね。確かにかなみ選手、準決勝からの参戦は初めてですからね。準決勝といえば、決勝の一つ前。やはり決勝を意識してしまいましたか。

    ロード:そうですね。準決勝でここまで緊張するとなると、決勝はもっと緊張するのでしょうね。ただし、厳しい意見を言わせてもらうと、緊張してミスをしてしまうようなことがあれば、それは結局のところ、実力不足だということです。大会への出場の経験不足、普段の段位戦の打数不足、ブロマガ杯想定の個室対局を実施しなかった練習不足。突き詰めていくと、自分の努力不足に他なりませんからね。ともあれ、ここでグダグダ言っても仕方ありませんので、ベストを尽くせるように祈るばかりです。

    :そうですね。やはり普段からの練習というのが大事になってきますよね。では、対局の方を見ていきましょう。




    <ブロマガ杯ルール>

    2トップ先取ルールについて】

    ・東南戦の喰アリ赤(右3)で行います。最短2戦、最長5戦です。

    ・基本的に、トップしか意味がありません。

    ・ただし、2戦目以降は自分がトップをとることはもちろん、すでにトップをとっている相手(権利者という)にトップをとらせないことも重要になってきます。そのため、例えば自分がラス目であっても、アシスト、差し込み、絞り、ラス確アガリなどを行う方が有利な状況も出てきます。

    ・その他の細かいルールは、天鳳ルール準拠です。






    <1回戦目>

    牌譜 http://tenhou.net/0/?log=2019071921gm-0009-14940-583e9cf6&tw=2






    :南2局です。トップ目とは、16100点差。この牌姿、ホンイツに行くルートもあると思いますが、何を切りますか?

    ロード:ホンイツに行くのは厳しいと思います。まずは点差。親番を残している南2局であれば、そこまで無理する必要はないと考えられます。次に親の仕掛け(チーして打四萬:麻雀王国)。チャンタが本線ですが(あるいは123の三色)、その場合は南:麻雀王国が持たれている可能性があります。また、役牌バックの可能性も一応あり、残っているのは南:麻雀王国白:麻雀王国。他家からも切られにくそうですし、ホンイツに行った時に南:麻雀王国が急所になりやすいということです。最後に、この手を門前リーチに行った際や、南:麻雀王国をポンできた際は、そこそこの打点が期待できます。打三索:麻雀王国でいいでしょう。



    :実戦では、なんと打六索:麻雀王国。ソーズの下の伸びを見て、ホンイツの可能性を残しました。

    ロード:先述の通りホンイツは厳しそうですし、ダイレクトの七索:麻雀王国引きが痛いですね。素直に、三索:麻雀王国がよかったと思います。






    :オーラスです。トップ目とは、4600点差。1000-2000ツモ、2600点直撃、5200点を他家から出アガリという条件です。

    ロード:ここでかなみ選手、チンイツまで見て五筒:麻雀王国としました。これはいいと思います。いいのですが、前局の親番での超絶プッシュと空振りを引きずってか、はたまた残念なことに条件計算に少し手間取っているのか、極度の緊張で頭が真っ白状態のようです。

    :まずいですね。



    五萬赤:麻雀王国を引いてきて、打五萬:麻雀王国です。七索:麻雀王国を切れば鳴けるチンイツのイーシャンテンでしたが、ピンフ形に気をとられすぎてチンイツを見落としてしまったのでしょうか?

    ロード:トップ目の親の仕掛けに、七索:麻雀王国がよほど切れないと考えたのでしょう。しかしながら、鳴けるイーシャンテンはあまりにも優秀ですので、七索:麻雀王国切りの方がいいと思います。門前の場合、自分のツモが効かなければテンパイすらできませんが、鳴ける手であれば他家の切った牌を使用できますので、安定感がまるで違いますね。

    :その通りですね。さて、この手は高目安目のあるイーシャンテンですが、リーチ判断はどうしましょうか?

    クロード:非常に悩ましいところですが、九萬:麻雀王国引きの時だけダマ、あとは全部リーチでいいと思います。前提として、トップしか意味のないルールですので、親のトップ目は流局が近い状況でもなければだいたい押してきますし、上家もトップを狙ってだいたい押してくると予想されます。リーチのデメリットがさほど大きくない状況だということです。ここで、六萬:麻雀王国引きと九萬:麻雀王国引きに注目します。
    六萬:麻雀王国引きの場合、三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国九萬:麻雀王国待ちで、ダマでも六萬:麻雀王国九萬:麻雀王国ならどこからでもアガれますのでダマにしたくなりますが、その場合三萬:麻雀王国はどこからもアガることもできず、ツモでもダメです。なのでリーチの方がよさそうです。
    九萬:麻雀王国引きの場合、三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国待ちで、六萬:麻雀王国なら無条件、三萬:麻雀王国は上家と対面からはアガれませんが、トップ目からの直撃とツモでまくることができます。
    ここで対面と上家の河に注目します。対面は国士です。リーチすると六萬:麻雀王国がとめられてしまうかもしれません。上家の河はマンズが高いです。リーチしたとしても三萬:麻雀王国が切られる可能性はもしかしたら低いかもしれません。結論として、ダマの方がよいのではないかと思います。上家にマンズの下が安ければ、リーチの方がいいですね。

    宮森:なるほど。確かに悩ましいですね。

    クロード:チンイツに行けていれば、打点的な意味でも安定感があったと言えそうですね。

    宮森:そうですね。さて、かなみ選手は実戦でどこまで思考できているのでしょうか?

    クロード:できていないと思います……。頭真っ白状態ですから。



    宮森:かなみ選手、ダマテンを選択しました。

    クロード:めちゃくちゃ長考しましたね。



    クロード:あっ……。

    宮森:その三萬:麻雀王国はアガれないー! 当然見逃します。



    宮森:気が変わったのか、少考して怒りのツモ切りリーチだー!

    クロード:いやいやいや、待ってください! 三萬:麻雀王国がもう残ってないのを見落としていますよ! 高目しかないわけですから、全く意味のないリーチです!

    宮森:ついにやらかしましたねー。木原プロのニコ生でバッチリと配信されていましたよ。

    クロード:ブロマガ杯には「俺の麻雀を見ろ!」との意気込みで臨んでいたかなみ選手。これは痛恨だと思いますね。



    宮森:1回戦目は、このような結果で終了です。このミスを引きずらなければいいのですが。

    クロード:そうですね。「ミスを引きずらない」ことも麻雀の実力の範疇ですからね。




    続きます。

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。