キスから始まるわらしべ長者釣り

いつもカルモア釣査団をご視聴いただきまして誠にありがとうございます。
隊長の大西です。




昨年の再調査も兼ねて、今年もわらしべ長者釣りを決行。
ポイントは昨年同様、南房総の夕日桟橋。





ここは釣り人だけではなく、観光客から地元の人まで多くの人が利用する観光桟橋。
釣りは無料ででき、駐車場も無料で開放されている。

しかし無料で釣りを行える場所がゆえに釣り場にはルールが設けられており、管理は釣り人に委ねられている。いつまでも釣りができるようルールは厳守！


夕日桟橋のルールについて





今回はタイトルにあるように「わらしべ長者釣り」

エサから始めてわらしべの如くより価値のある（大きな魚）を釣っていく企画だ。

ただの泳がせ釣りだと生餌さとなる小魚を釣具屋で買ってくればいいのだが、わらしべは一から始める非常に難易度の高い釣り。


目標としては

ジャリメ→キス→マゴチ



これができたら100点。

勿論、ベースがわらしべっていたらキスの代わりにハゼでもイワシでも良いし、マゴチの代わりにヒラメやシーバスでも良い。


とは言え、キスをたくさん釣ってできれば持ち帰って天ぷらにしたい。だからタイトルはキスからはじまる～とした。





釣りスタート（ハゼ地獄の始まり）


幸い天候に恵まれた。海水も濁りがなく如何にも釣れそうな雰囲気であった。

しかしこんな日はあまりいい思いをしたことがなく、既に嫌なフラグが立っていた。


キス用の天秤仕掛けを投入し、ズルズルとゆっくり引いてくると早速ヒット。





やっぱりそうかΣ(･口･)

鴻巣さんもＮＧＮ氏もハゼ。

去年もやたらハゼばかりが釣れた。
テナガエビ放送といえ何だこのハゼ地獄…これでハゼ釣り放送でハゼが釣れない展開とか…自分でフラグを立てるのは止めよう。


それでもわらしべ長者釣りの企画はこのハゼでもできる。






このようにハゼの上顎に針を掛けて投入すればマゴチもヒラメもいれば食ってくる。

企画自体は早々に次の展開（泳がせ釣り）へ。






堤防五目と化したわらしべ


開始一時間でようやくキスが釣れた。




サイズもそこそこ大きく、食い応えのあるキス。

このキスは泳がせの生餌さにするには大きすぎるためキープ。


その後、鴻巣さんもチャリコと言うマダイの稚魚を釣った。





マダイは稚魚放流がされていて、特にこのサイズは放流された魚っぽいので迅速にリリース。
食べても身が少ないので大きくなった奴をまた釣ってやりましょう。


そして、、、





ＮＧＮ氏はメゴチ。こちらも泳がせのエサとして使用可能。


ここで鴻巣さんが得意のサビキ釣り開始。

しかし！夕日桟橋はコマセや寄せエサの使用が禁止されている。コマセは特に釣り場が汚れる原因になっているのでＮＧ！



その打開策として購入したのがこちら。





マルキューから販売されている「フィッシュワゲット」



虫エサが触れない！手が汚れるのが嫌だ！と言う方はこれをどうぞ。

5ミリほどの小さな固形のエサが入っていて、これを針に掛けるだけで釣りができる。

手も汚れないし、釣り場も汚れない、保存も持ち運びも楽な万能エサ。
これをサビキ針、一本一本に掛け投入。

これほど非効率なサビキ釣りがあるだろうか。
それでもサビキ釣りかける情熱が半端ない顧問だからこそできる業。

ある意味調査的な釣りではあるが直ぐに答えは出た。






ウルメイワシの幼魚。

何が凄いってこの魚だったか、一本の針にフィッシュワゲットを2本刺ししていたらしい。
サビキに針が6本付いていれば12個のフィッシュワゲットを付けたことになる。

毎投これだから相当大変だ…


だがこれで5魚種。さらに





小サバまでキャッチ。
コマセが禁止な東京都でもこれならサビキ釣りが楽しめる。

新たなサビキ釣りの境地に達した顧問であった。





わらしべは完敗


ハゼ、メゴチ、サバを使って泳がせ釣りをやったがアタリすらなかった。

わらしべ長者釣りの企画は今年も成立しなかった。
しかし何だかんだ6魚種釣れた。


海底ではハゼが絨毯状態であることと、そのせいかキスが追いやられていることの確認はできた。
またコマセがなくてもサビキ釣りが成立することと、好天ではやはり釣運が下がることも分かった。


来年は違う場所でやろう…と言うのがその後のフリカエル（反省会）ででた結論だった。



ここ夕日桟橋は無料で釣りができるだけでなく、キスが釣れるときは結構釣れる。

今年のＧＷに行った時は2時間で10匹は釣れたので、その時期のほうがいいのかもしれない。

むしろキスが多いというよりはハゼが少ないのでキスが口を使ってくれると言ったほうがいいのかもしれないが。



タイトルを堤防五目釣りにしておけば大成功な企画だっただけに悔やまれるｵｲ(;ﾟ△ﾟ)ﾂ☆(ﾟ ｰﾟ)ﾝ?


家族で釣りをする場所としては本当にいい場所なので一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

【次回放送】

今回も放送、ブロマガをご視聴いただきありがとうございました。

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文=大西