2017年(29年度)1月中旬に高滝湖で行ったおかっぱり(岸)でのワカサギ釣りの記事。

いつも放送、ブロマガを見ていただきありがとうございます。
カルモア釣査団 隊長の大西です。






ワカサギ釣りといえば氷上、桟橋、ドーム船、ボートなど沖に出て行う釣りとして認識されているが、我々は予算的な問題(深刻)でオカッパリを選択した。


我々の放送ではターゲットが小さくなればなるほど鬼門と呼ばれるほど釣れない。

ハゼやヒイカなんて3時間で数匹は当たり前。

お手軽な釣りをネガキャンするんじゃねー!と怒られそうなほど釣れてないので、ワカサギもそのフラグを立てながらも下調べを慎重に行い釣りを行った。



そこで選んだのは高滝湖。

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東京を拠点にしているので高滝湖は交通面で非常に便利。
首都高~アクアライン~圏央道とインフラが整備されているので1時間ちょいで行けてしまう。


ここでも漁協がワカサギ釣りをゴリ押ししていて桟橋やドーム船、ボートで気軽に釣りができるのだが、ボート屋で遊漁券と受付に置いていたナスオモリ数個を購入し颯爽とAエリアの護岸に向かった。





【高滝湖のワカサギ釣り可能期間と時間】


期間:10月中旬~3月末まで

時間:現在~2月末まで 6時30分~16時30分
   3月1日~3月末まで6時~17時

※年度により釣り可能時間が変更する恐れがあるとのことで、29年度の情報を掲載





【高滝湖の釣り場選び】


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高滝湖公式 釣果情報
http://www.chuokai-chiba.or.jp/takatakiko/2016wakasagi.html

オカッパリで狙う際、意外と情報の少ないのがネックになるのだが、上記の公式釣果情報によりワカサギがどこに寄っているのかある程度把握することができる。

たまたま今回は地元の農家兼、釣り師から風裏に回ると釣り易いと教えてもらい、風を背負える場所を選択した。


オカッパリでやるとまるで回遊しない恐怖があるのだが、寒い時期がワカサギ釣りのピークになるので釣り環境を優先して護岸を選択する手もあり。





【タックルと仕掛け】


大西のタックル


・ロッド:2号450cmの磯竿
・リール:シマノ2000番
・メインライン:ナイロンライン2.5号
・仕掛け:市販の6連針仕掛け
・タナゴ用の棒浮き(0.5号)

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3人ともワカサギ釣りが初めてだったので各自釣りに応じたタックルを用意した。

周りの釣り師は6、7mほどの延べ竿で釣っていたが、手持ちでなかったので隊長と顧問は磯竿、NGN氏はキャスティング用のルアータックルを用意。


上記タックルは手前に回遊しなかった場合、飛距離を出すために用いたタックルなので、お手軽にやるなら延べ竿推奨(野生のプロは延べ竿で入れ食い)





【ワカサギ釣りのエサ】


定番は紅サシ

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臭いでアピールさせるため、紅サシの入れ物にチーズを入れ一晩、餌付けした。

紅サシは釣具屋で150円ほどで売っているし、高滝湖の貸しボート屋にも売っている。


集魚効果を上げるための方法として、仕掛けの一番上に専用のアシストフックを装着し、お尻を切り落としたブドウ虫を付けると効果があるとのこと。


また最近では虫が触れない女性や子供のために擬似餌が販売されている。



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紅雪Ⅱ

これは紅サシやアカ虫に変わるエサ。
ワカサギ=食べる、と考えると虫を食べたワカサギよりせめて人口エサのほうが…という方もおススメ。




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寄せっコ

ブドウ虫に変わる集魚剤。
高滝湖ではコマセか禁止されているため、こういった針に付けるだけで簡単に集魚できる寄せエサが重宝される。





【釣り開始】


風を避けるために裏に回ったつもりが、現場に行ってみると微妙に横風。この日は気温がやや高めだったので凍えるほど冷えることはなかったのだが、軽量仕掛け用の棒ウキはアタリを見極めるのが非常に難しかった。


護岸の水深が7~9mで底から少し上を狙った。


これから渋い戦いが始まると思っていたら意外と簡単に釣れた。


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恥ずかしながらワカサギを釣るのは初めて。ウキのアタリから引きまでまるでわからず適当に上げたら釣れていたのだが、視聴者からコメントが。



「ワカサギじゃなくね?」



モロコでした。そんな簡単に釣れる訳がない。
まさにワカ詐欺と突っ込まれた…

ウキのアタリもわからず釣れちゃった系だと放送になんの感動もないので仕切り直し。

今度はウキが上下する微妙な反応が出た。


慌てて上げると今度こそワカサギ!


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モロコと違い鱗が小さく顔つきもやや優しい顔をしている。
初ワカサギキャッチ。見るからに美味そうな魚体だった。


ぶっ込み釣りをしていた顧問も竿先に反応がでないことに苦戦しながらも釣ることができた。



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釣っていてわかったのだが、意外と虫エサを飲み込むことはなく、針を外す時にアサが出てくる。

釣り人が虫を食べることはなそう。





【虫エサと人口エサの比較】


全く同じ仕掛けで試したわけではないのだが、虫エサを使っていた僕のほうが数を釣っているので人口エサより反応は良さそうだった。

人口エサを使っていた顧問、NGN氏は反応が得られずらい仕掛けを使っていたので見逃してしまったアタリが多い可能性はあるが、虫が平気な方は紅サシや赤虫を使うか、両方用意してもいいかもしれない。

それでも女性や子供、釣り初心者のために釣りの敷居を下げるエサの開発しているマルキューさんは素晴らしい釣具メーカーだ。


あらゆる釣りでお世話になっているのでこれからも魚を釣らせて下さい。





【ウキの反応】



海のサビキ釣りをイメージしていただけにウキが消しこむアタリがないことに驚いた。

どのアタリも一瞬1メモリ分ウキが入ったり、左右に移動するような繊細なアタリだった。


イワシやアジの様に食って暴れ回る遊泳力がないのだろうか。

準備してきたタックルセッティングではオーバーだった。


磯竿も1号以下でメインラインも1.5号以下が良さそう。ラインさへ細くすれば軽量仕掛けでもそれなりに飛距離も出せるのでウキ釣りのメリットを維持できる。







【まとめ】


オカッパリ(岸)からワカサギは釣れる!現地へ来てみてわかったのだが、webに上がっている情報以上に現地ではオカッパリからの釣りが盛んだった。


僕らの隣に入った釣り師たちの一人で1時間で40匹釣っている方もいた。


延べ竿で手返しよくワカサギの棚を探り、数を伸ばしていた。



ウキやぶっ込み釣りで大遠投なんて必要なかった。
勿論、場所によっては護岸沿いに回遊せず、遠投する必要はあるかもしれないが、予想以上におかっぱりの釣りは敷居が低かった。


因みに、夕方の時合いに入ったとたん、今までの渋いアタリはなんだったんだ!ってほど判りやすい反応がでた。イワシでもあたっているかのごとく。


この釣りはまだまだ釣査する必要があると感じた瞬間だった。




高滝湖の漁協が推奨するドーム船だと風にも当たらず小さな道具で楽しめるのだが、ちょっとハードなワカサギ釣りをしたい方は是非、おかっぱり釣りをやってみてはどうか。



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※ほとんどもらい物…実際は3人、3時間で12匹w



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天ぷらは最強に美味いのでオススメです♪




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