いつも番組、ブロマガをご視聴いただきましてまことにありがとうございます。
カルモア釣査団 隊長の大西です。
10ヶ月ぶりのエビ撒き企画!前回はスズキを狙ったが、今回はメバル。
以前、神奈川方面のゴロタ場で尺(30cm)を超えるメバルが釣れると聞き、そこで生きたエビをたくさん撒いたらもの凄いことが起きるのではないかとワクワクしながら立案した企画。
メバルのいいシーズンを待ち、さあ今回は神回を作る!とはりきっていたものの、当日の天気を確認すると激荒れ模様。
これが定めと言うもの。
アニメならこの逆境に立ち向かい乗り越えるのだが、超能力をもてるわけでもない僕らはなすすべなく現実を受け入れ、特別なゴロタを諦めた。
【エビ撒き釣りとは?】
1匹2,3cmのモエビを400匹(今回は)ほど購入し、コマセの変わりにエビを撒き魚を寄せて、付け餌も同じエビをつけて魚を釣る方法。
エビを掬うと水が抜けるようになっている特別な柄杓でエビを撒く。
またエビを生かしておくためにクーラーにブクブクを入れておく必要がある。
関西ではエビ撒きスズキ釣りという釣法がありなじみがあると思うが、関東ではエビを撒く文化がない。
原因はモエビの単価が高く、とてもじゃないが撒けるレベルではないからだ。
しかし、川崎市にある釣具屋「勇竿」では100匹相当で840円で購入できる。
3時間くらい楽しむなら300匹(2500円)は必要となるのでエサの値段としては十分高いのだが、他の店舗ならこの数倍はするので、エビ撒き釣りを行うならこの釣りを推奨している勇竿さんがオススメ。
【釣り開始】
場所は顧問がメバルの居そうな地磯交じりの堤防を選択した。
見るからにメバルが居つきそうな根(岩礁)が点在し、シーバスやクロダイ、カサゴなど色んな魚がいそうな場所だった。
実際、ここの近くではメバルの実績も高く、シーバスやクロダイも雑誌で紹介されているくらい穴場ポイントだった。
ただ一つ気がかりだったのが海水の濁り。
普段は透明できれいな海水なのだが、この日は風によるウネリで辺り一体が白濁色だった。
物凄く嫌な予感がしたのだが、とりあえずエビを撒き始めた。
【エビを撒くは散財の如し】
こう考えるとエビ撒きの印象が悪くなるのだが、実際は一掬い約60円。
これを仕掛け投入前に3回行うと200円近く撒くことになる…
オソロシヤ…
メバルを釣ろうと思うとルアー一つでお金を掛けず釣ることもできるのだが、これはロマンのある釣りで釣れたときの感動はまた一層大きい。
時合があるとすれば放送開始から30分経った後の夕マヅメ~夜。
その時間帯に集中的に撒いたものの、メバルはおろか他の魚からの反応さえない。
僕らの後ろにいた釣り人が40弱のクロダイを釣ったことで一瞬、クロダイ釣りに切り替えようとも思ったのだが、そこは辛抱して棚は1ヒロ弱で我慢した。
一頭も追え切れないものが二頭も追うべからずである。
【久々に”無”であった】
ある意味エビの放流放送だった。
買ってきたエビをほとんど撒いたのだが、一切反応がなかった。
ゴロタでやっていれば…とも思ったが自然環境だけは仕方ない。
毎回思うのだが、釣りができただけでもラッキーな天気だった。
エビ撒き釣りに対して悪いイメージを抱かせてしまう放送が続いているが、いつか爆釣するときを夢見て諦めはしない!次やるときはスズキ狙いになると思うが、また期待していただきたい!
今回も番組、ブロマガをご覧いただきありがとうございました!
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