カルモア釣査団隊長の大西です。
1月6日放送
ご視聴いただけましたでしょうか??
ウツボをどうやって釣るの?と思われた方が殆どではないでしょうか。
我々も1ケ月前まではそうでした。
調べてみるとウツボを狙っている方は結構いるみたいで、「ウツビング」という釣り(そんなに普及はしていないかもですが…)もあるみたいでネットに情報がいくつか転がっていました。
今回ウツボ釣りは初挑戦でしたが素人なりに得たウツボ釣りのコツをまとめてみたいと思います。
ポイント選び
釣りは場所選びが重要!
砂浜、漁港、磯、防波堤とある中で選んだのは漁港。
理由は我々の足場が良いのと、足ものとの壁の基礎がウツボの住処となるからです。
今回はさらに、漁港の入り口がウツボの格好の住処である磯と隣接していて、
よりウツボが回遊している可能性が高いと考えました。
番組中、コメントで場所をどのように選んだらいいの?と来ていたのですが番組中に話したように、
僕は基本ネットで調べています。
上記で述べた地形の漁港をぐーぐる先生にお願いします。
「〇〇漁港 ウツボ 冬」←検索
引っかかった記事を見てみると
「スカリに入れていたメジナがウツボに食い散らかされた!」
「ウツボが釣れすぎて本命が釣れない!」
みたいな嘆きの記事だったりたまたま狙って釣っている人の記事が出てくればその場所は実績アリと判断します。
皆さん同じやり方でやっていると思いますが、場所の下調べは大事です!
特に3時間と限られた中で生放送をする僕らにとってはより可能性の高い場所を見つける必要があります。
仕掛け
①オモリ6号前後
②サルカン
③ワイヤーハリス仕掛け
空気の読めないダイナンウミヘビさんを狙った時の仕掛けです。
堤防際の長物狙いならこの仕掛けで十分です。
しかし!③のハリスは必ずワイヤーにして下さい!7号のナイロンは簡単に切られました…。
恐らく10号にしたところできられると思います。下の写真は経費削減のため、自作してみた仕掛けです。
ワイヤーなど購入するのにお金がかかりますが、タチウオなど今後ワイヤー仕掛けを使うこと
があればお安く済みます。
餌
これが一番重要です。
釣具屋さんで売っているイカやサバなど何でも食ってくると思うのですが・・・
経費削減で餌は自分で用意しました。
以前釣ったサバを塩漬けして身を締めたものと、スーパーで75円で買ったマイワシ(輪切りにして使用)
岡山にてエギングで釣ったヒイカ。
岡山にてエギングで釣ったヒイカで釣ったテナガダコ。
※生のものを使用
海域を越えたわらしべ長者釣りスタートw
現地へ着くと釣りをしているおじさんが2人。
この漁港のウツボ情報を聞くために話しかけたところ、2人とも別々の場所で
ウツボを釣るならここだよ!と教えてくれました。
しかし後から来たもう1人のおじさんがウツボならここにうじゃうじゃいるわ!
と、その理由付きで教えてくれたので信憑性を考え3人目のおじさんが教えてくれた場所に決めました。
更に、先ほど色々教えてくれた2人目のおじさんが撒き餌に使えと昨晩釣った鯵の内臓をくれました!
地元の釣り人に感謝です。
頂いた内臓を撒き、臭いに敏感なウツボにアピールして、まずは生の内臓入りのマイワシの切り身とヒイカの塩漬けを付け餌に選んでスタート。
長物を簡単に釣ったことがないので今回も1匹でればいいかなと思っていたのですが、
開始27分くらいでカタンッ!と竿に反応が。
直にグンッグンッと穂先に反応がでたためあわせを入れるとズシッ。
重いッ!
シーバスやヒラメで言うと50~60cmはあるような重量感のある引き、
ワイヤーハリスの強度と道糸4号を信じて巻き上げると。
地上に上がってもギャングらしい暴れよう…。
【注意】絶対、手を近づけてはいけません!
鋭利な歯で噛まれそのまま暴れられたら最悪、引きちぎられる可能性もあります。
食ったのは岡山産のヒイカw
それからはもう放送前の心配を消し去るかのように連発。
青魚への反応は悪く、どうしてもイカへの反応が良いです。
さらにウツボの好物、タコの足を餌にして投入。
30cmある足の真ん中に針を掛け、バス釣りのワッキーリグのようにしました。
長いから切れよと言われましたが、、
タコも大好き。
年末に故郷の岡山で釣ったのがヒイカ、更にそのヒイカをエサにして釣れたのがタコでした。
つまり、岡山から持ち帰ったヒイカとタコをエサに
エギング→ヒイカ→テナガダコ→ウツボ
3HIT! (ナイスコンボ)
この日本東西を横断して成立した、わらしべ長者ゲームは興奮しますね!!
更にタコの脚にヒイカも付けてまさかの宿敵が手を結ぶタコイカ連合軍を結成!
魚の切り身には全く反応が無かったのですが、これであっさり釣れました。
そして放送後は釣り上げたウツボを持ち帰り、後援会放送にて天丼にして食しました。
初めての魚ということもあり、悪戦苦闘となりましたが、コメントで料理ハサミをアドバイス頂いたりなど、最終的には大変美味しく頂くことが出来ました。
コウノスさんは『ウナギ味のナマズじゃなくて、ウツボを養殖したほうが早いのでは?』と言うほど。
また、カルモア釣査団後援会とは、ニコニコを通じての釣りジャンルの拡大という僕らの活動を支援して頂く会です。
釣り放送の後になど、専用の後援会放送を行っております。
現在、僕達の活動に賛同して頂いた方を対象に、活動を応援して頂ける方を募集しております。
詳細 カルモア釣査団とは?
http://ch.nicovideo.jp/fimofishing/blomaga/ar841550
ニコニコを通じて釣りジャンルを拡大させるとは?
http://ch.nicovideo.jp/fimofishing/blomaga/ar855698
いつも後援会放送の料理枠では視聴者の方とあーだこーだしながら調理していますw
解体業者でもゲテモノハンターでもありませんからね!誰でも狙えて食べて美味しい魚を
調理対象にしていますから!
今回もご視聴いただきありがとうございました。
次回放送も是非、ご視聴下さい!