• 【ゲームレビュー】OCTOPATH TRAVELER

    2018-08-09 01:06



    ゲームレビュー8つ目は7月13日スクウェアエニックスから発売された
    オクトパストラベラー(OCTOPATH TRAVELER)。

    発売前からスクウェア(アクワイア)のドット表現によるRPGである事や
    BGMの素晴らしさといった部分から、古参から新規まで幅広く
    期待されていた今作品。

    期待通り国内のパッケージ版は初週の時点で殆ど売れてしまい、
    発売から約一カ月後の現在もしっかりと売れ続けていて
    評判も概ね良好のようだ。

    自分も早々にゲームとサントラを予約した上で発売日からプレイしているが
    非常に楽しく遊べている。

    ただ少しではあるが、この評判の良さを少し懐疑的な目で見ている
    側面もある。

    と言うのもドット表現に対して『懐かしい』と感じるか
    『古いし、いまさら…』と感じるかは人ぞれぞれ。

    コマンド式の戦闘にしても良い意味で『RPGはコレで良いんだ』と
    思えるかどうかはそれぞれだし、その辺りを含めこのゲームの仕様を
    どう受け止められるかによって評価が大きく変わる作品で
    万人にお勧めできるゲームかと言われると若干疑問にも思ったりもしている…

    例えば、ダンジョンの設計は複雑な構造ではなく、
    割とあっさりとゴールにたどり着くように出来ている。

    特にギミック的な要素も無いし、道中の二股も大体は片方が進行路で
    もう一方が宝箱といった具合で迷う事もそれほどない。

    これを単調なダンジョン設計とマイナスに捉えるか、
    分かりやすいしセーブして少し時間を置いてもプレイしやすいぞ…とプラスに
    捉えるかはそれぞれだという事だ。

    評判が良いとは言え、意外と中盤を過ぎて飽きて放置…
    なんて人も割といるんじゃないだろうか。

    まぁともかく、レビューの方に行きたいと思う。
    (ちなみに現在の進行状況は45時間程度プレイで半分のキャラはクリア済み)



    懐かしさと共に新しさも感じる事が出来るRPG
    SFC時代のRPGやドット表現にポジティブならばお勧めしたい作品。



    新しい街へ行くたびにワクワクを感じる
    ゲーム全体を通して素晴らしいBGM



    単調になりがち(ストーリー、戦闘、フィールド、ダンジョン)
    仲間同士がそれぞれのストーリーにほぼ関与しない。




    まずこのゲームで何が素晴らしいのかと言うと、
    新しい街にたどり着く度に探索する事がとても楽しい。

    テリオンの固有スキルである『盗む』で一通り盗みを働く。、
    お金が豊富ならトレサの『買取る』で優秀な装備を確実に手に入れても良い。

    プリムロゼの『誘惑』やオフィーリアの『導く』で
    強いNPCを引き入れるのもアリだし、
    それと同時にサイラスやアーフェンで情報を集めるのも楽しい。

    サブミッションも取りあえず受けておこうか。

    と…、新しい街へ赴く度にこうした楽しみが待っているのは
    旅への足取りも非常に軽く、好奇心を維持したままフィールドを
    歩き回れるし、ゲーム全体のモチベーション維持にも大きく影響
    していたと思う。

    素晴らしい点はまだある。

    このゲームのBGMは本当に素晴らしい。

    戦闘中のBGMはもちろんの事、街やフィールド、ダンジョンでも…
    あらゆる場面でBGMが心地良く響き、退屈なフィールドとフィールドの
    移動も音楽1つで気持ちも変わりプレイヤーを楽しませてくれる。

    正直このゲーム、一つ間違えるとチープさが目立つ単なる昔のゲームを
    今風にして出しただけのもの…となる危険性もあった。

    だからこそ体験版を早々に出してプレイヤーの意見を取り入れたりして
    発売前のプロモーションにはかなり力を入れていたと思うが
    何にしてもBGMの出来の良さ、これがこのゲームをフルプライスの
    ゲームとして世に出せる価値を確固たるものに押し上げたと思っている。

    最近はグラフィックの美しさ、UIやカメラといった操作感が重視される傾向が
    強いが、こういったBGMで盛り上がるのも良いものだと改めて
    感じさせてくれた。


    さて、…では一方で良くない点はどこだろうかと考えると
    そこまで酷い部分は実は無い。

    ただ、強いて挙げるとすれば中盤から終盤にかけて全体的に何が起こるか
    予想が付きやすく単調になりがちという事。

    各キャラクターのストーリーにしても8人がそれぞれ別の動機により
    旅に出ている事は分かるが、どうもどこかで見たか聞いたような台詞、
    ありきたりな話が多くオチも分かりやすい。

    これを『王道の展開だ』と言えば聞こえは良いが、何とも一本調子な
    展開ばかりを見せらせるのも8人分となれば徐々に飽きてくる。

    更に、パーティーメンバー同士の掛け合いというのも『+』を押した時の
    ちょっとした会話のみで基本的には互いのストーリーに関与はしない。

    ただあれだけ同じ時間を共に過ごしているにも拘わらず他のキャラと
    ストーリーの共有がなされないのは逆に違和感が出てきてしまう。

    もちろん『そうゆう仕様』にしたのは分かっているが、その辺り
    『+』ボタンで変に会話させる位なら、関与しない不整合性の落としどころは
    用意して欲しかったとは思います。



    という事で、オクトパストラベラーのレビューとなりました。



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  • 【ゲームレビュー】ザンキゼロ

    2018-07-18 00:29



    ゲームレビュー7つ目は7月5日、スパイクチュンソフトから発売された
    ザンキゼロだ。

    発売前はそこまで購入意欲が湧かなかったものの、
    オクトパストラベラーまでの手頃な繋ぎゲーが欲しかった事や
    予約特典のサントラに惹かれた事から、予約締切ギリギリで
    PS4版を予約し購入した。

    ちなみにPSVとのマルチである事がPS4版を買うに当たっての
    マイナスポイントではあったが、開発スタッフがダンガンロンパシリーズを
    開発したところらしいので、ハードのスペックにはあまり関係の無い
    ストーリーの部分はしっかりとしているだろうという思いから
    PS4版購入に至った。


    と言う事で本題のレビューへと行きたいと思います。





    調整の足りなさは感じるものの次回作に期待したいと思える良作品




    ・キャラクターの差別化、掛け合い
    ・ストーリーは驚きもあり、初見はそれだけで楽しめると思う。
    ・難易度は難しく緊張感は常にある。





    ・PSVと縦マルチだからか全体的にUI面で快適さが不足。
    ・後半になるとサバイバル要素=面倒に
    ・理不尽なハメによるパーティー崩壊
    ・ダンジョン設計



    ダンロンシリーズでもそうでしたが、各キャラクターは非常に個性を
    出せていると思いますし、それが良いと思える内容です。

    成長要素としてもある程度自由を与えつつ、獲得できるスキルの欄を
    よく見るとキャラ固有のものがあったりして自由度と共に差別化もされている。
    (一見すると分かりずらいのが難点ですが)

    ストーリーに関しても結末としての賛否はあるでしょうが、
    基本的に最後まで一喜一憂し、ストーリーを追いかける事が
    大きなモチベージョンとなっていた事を思うと、素直に素晴らしかったと
    言えるものでした。

    開始当初から感じる様々な疑問もしっかりと終盤に向けて少しずつ
    回収してくれるので、ストーリーの流れ自体も良かったのだと思います。

    ゲーム進行の主な要素である各ダンジョンの攻略については、
    色々なギミックを理解しながら進める場所を広げていく感じなので、
    そういったちょっとした謎解き要素を
    楽しめる人には良い仕様なのではと思います。

    個人的にはそういったギミックは序盤こそ楽しめたものの、
    後半になると初見殺し的なものもあったりして面倒に感じてしまう事もあり
    「良くもあり悪くもあり…」といった感じでしょうか。


    一方この仕様は良くなかったと言えるのが、ダンジョン内でのイベントシーン。

    これはある地点に着くと強制的にイベントシーンがが差し込まれるのですが
    真横や後ろに敵が待ち構えていても当然強制。

    なのでイベント終了後、横で待っていた敵に避ける間もなく殴られ
    パーティー崩壊といった悲劇が何度も有り、折角のストーリーも
    その後の撲殺劇に上書きされて、イベントも台無しに…。
    正直「これは何とかしてくれよ…」と強く思った出来事でした。

    基本的に2,3発敵からの攻撃を食らうと死んでしまう為、常に緊張感のある
    ダンジョンばかり。
    なのでイベントシーン位はじっくりとコントローラーを置いて
    その内容に集中したいもの。

    イベント時のみは、敵を一度遠ざけるなり排除するという仕様でも
    良かったように思います。


    あともう1つ。

    それはこのゲームが謳う『ノンストップ残機サバイバルRPG』の
    サバイバルの部分。

    こちらも当初はその仕様を楽しむ事が出来ましたが、徐々にその仕様が
    面倒に。

    と言うのも、段々と複雑化するダンジョン、強くなってくる敵といった
    ある意味RPGとしては当然の仕様も、それにサバイバル要素があると非常に
    制約が増えてくる訳です。

    ダンジョンを探索したいが食料が無い
    便意が限界値まで来ている。
    敵の毒攻撃や麻痺といった異常状態による大幅な戦力低下
    ダンジョンの探索で進む老化
    アイテムの重量オーバー

    と言ったこれらの要素を常に意識しながらの2,3発で瀕死になるような敵を
    倒しつつダンジョン攻略を行う…と言うのは非常に進行度が遅く、何かの要因で
    進めそうで進めないといった事が多いのです。

    まぁそれがこのゲームのサバイバルであるならそれまでですが、
    ストーリーを一番のモチベーションとなってゲームを進めていた自分としては
    後半になるにつれてダンジョン攻略が面倒に感じてしまった事は事実なのです。



    という事で、ザンキゼロのレビューとなりましたが、
    クリアして思った事は「もう十分だ」では無く、ある程度調整、精査した上で
    「また遊びたい」次回作を出して欲しいなぁという事。

    確かに悪い点もありましたが、耐性を得て復活するシステムや
    クリオネの仕様なんかは、もうゲーム内容に組み込んでみたり、
    発展すればもっと面白い事になりそうな感じはしますしもっと良いゲームに
    なりそうな気がするのです。

    もちろん素人考えではありますし、「出来るけど出来なかった」という
    事情もあるとは思います。

    ただ、これ1本で終わるのは惜しい。

    次があるなら…そう思わせる内容のゲームだったと思います。




  • 予約特典に釣られてザンキゼロを購入 プレイ雑感

    2018-07-07 08:27



    最近車を買ったので、ゲームのサントラを結構探していて
    ゲームよりも寧ろサントラ目線でのゲーム選びというのも増えてきた。

    そんな中、予約特典にサントラが付くという事で、特典に釣られて
    ザンキゼロを購入。

    最悪サントラ買ったと思えば…という軽い気持ちだった中身の方も
    結構面白く、2,3時間がアッと言う間に過ぎる位面白かった。

    ちなみに特典以外の購入理由としては、
    ・ダンロンスタッフによる作品である事。
    ・クロ―ンとして死因の耐性をもって生まれ変わるシステムが面白そう。

    といったところだ。


    6時間程度プレイした感想。

    難易度はIII(初期設定より1つ上で、オススメと表記されていた)

    チュートリアル的なものは大体1時間~1時間半といったところ。
    あっという間に進めてしまった。

    序盤の作りは違和感を与えつつ丁寧で面白さもしっかり伝わってきた。
    感触は良い。

    ストーリーに関しては、ダンロンシリーズもそうだったが
    ストーリーの重さを、寸劇やジョークである程度薄めていて
    今回もそれに似たような感じ。

    キャラクターは6時間程度では、それぞれの特徴を理解するのは
    足らない感じではあるが、表面的な差別化はしっかりと出来てはいる。

    各キャラクター毎に色々思惑や、バックボーンが徐々に見えてくる事は
    何となくわかっているのは今後の展開に期待。

    サバイバル要素については、他の作品でもあるように建物を建てて
    拠点を充実させ、空腹やストレス、便意なんかを意識しつつ
    ダンジョンを攻略して行く。
    といった感じだが、現状はそこまでキツイものでは無い。

    始めた頃は8人全員の管理は流石に怠いと思っていたが、
    この辺りは上手く面倒にならない程度に抑えているのだと思う。

    一方でこのゲームのアピール要素でもある13日位で寿命を迎えてしまう
    というシステム。
    どちらかと言えばこの寿命の方が一番気を付けなくてはならないと感じる。

    まぁ死んでも行き返る世界なので、また子供に戻るだけではあるのだが
    パーティーが子供ばっかりだと荷物をあまり持てないし、戦闘要員としても弱い。
    なので、出来るだけ青年期の多い状態でパーティーを組みつつ
    ある程度パーティのピークを意識しながらダンジョンを進めていく必要がある。

    ちなみにダンジョンは所謂3Dダンジョン系。
    最近だと「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」なんかと同じ。
    こういった作品が好きならば今後購入の検討の余地はあると思う。